サンガ文庫
瞑想経典編―ヴィパッサナー実践のための5つの経典

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A6判/ページ数 357p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865641011
  • NDC分類 183
  • Cコード C0115

出版社内容情報

「瞑想=心の改革プログラム」を最初期の経典から理解する。

内容説明

ブッダの瞑想は、心の問題を解決するための客観的で科学的なプログラム。実践することで、原始脳が引き起こす衝動に振り回されている大脳が、正しい判断能力を取り戻します。そして、心の悩み苦しみが消え、安らぎを獲得することができるのです。―数多くの経典の中から、ヴィパッサナー実践の支えとなる5つの経典を厳選して解説。「ヴィパッサナー瞑想とは何か?」という現代人の問いに、初期仏教経典が明快に答えます。

目次

1 八正道大全―「偉大なる四十の法門」経 Mahacattarisakasuttam(中部117大四十経)(聖なる八正道;聖なる正定 ほか)
2 瞑想による覚りへの道―お釈迦様のお見舞い Gelannasuttam(相応部六処篇受相応有偈品7疾病経(一))瞑想による覚りの段階を学ぶ(時間の過ごし方;気づき ほか)
3 勝利の経 Vijayasuttam(小部経集“スッタニパータ”1‐11征勝経)(Vijaya suttam;勝利の経 ほか)
4 常に観察すべき五つの真理 Abhinhapaccavekkhitabbathanasuttam(増支部五集57常習観察経)(常に観察すべき五つのこと;なぜ観察するべきか? ほか)
5 戒め―「自己」の取扱説明書 Sallekhasuttam(中部8削減経)(『戒め』とは、生き方;見解ditthiは捨てられるか ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クックーナ

1
パーリ経典から原始仏教の思想を根本的に知りたい、ヴィパッサナー瞑想の具体的な実践項目を知りたい、それによって自身の実践する坐禅を学び深めたいと思い、購入しました。他、中村元博士のスッタニパータ、ダンマパダ、片山一良氏の大念処経などを脇に置き、氏の解説と照らし合わせながら読んでいます。正法眼蔵では三十七菩提分法にて八正道や四念処の事が説かれていますが、違った切り口から見えました。2018/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12260827
  • ご注意事項

最近チェックした商品