出版社内容情報
瞑想によって得られる本質的意義について、現代の知識で理解しようとするとどのような表現になるのか?という対談です。
内容説明
瞑想はどのように心を成長させるのか?自我の錯覚はどのように消えていくのか?よりよく生きるために私たちがするべきことは何か?―精神科医・名越康文氏が瞑想の実践者として初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老との対話に臨み、お釈迦様の精神革命と、現代社会をおもしろく生きるための術を語り合う!
目次
対話1 瞑想とディシプリン―瞑想の本質を重要ワードから理解する(「瞑想」という言葉の問題;「発展するな」という土壌;「結果を出す」ことが大事 ほか)
対話2 覚りに迫る認識論―ヴィパッサナー瞑想の本質から、瞑想で至れる認識のあり方まで(「歩く瞑想」「坐る瞑想」と言うけれど;瞑想は、本質的に何をしているのか;姿勢を問わず、瞬間的に覚れる ほか)
対話3 覚りの世界―禅定と解脱の違い、そして現代人にとっての覚りの意義を、本質的に理解する(世間で誤解される覚りイメージ;さとり世代の本質と問題点;いつでもおもしろく生きよう ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在、(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演
名越康文[ナコシヤスフミ]
精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。1960年、奈良県生まれ。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオのコメンテーター、映画評論、漫画分析などさまざまな分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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