出版社内容情報
日本とドイツの比較文化論。
内容説明
日本人VSドイツ人ここまで違うのか!日本人の魅力、ここにあり!25年間、日本に在住するドイツ人禅僧が、日本をこよなく愛する理由とは?驚きの日独観察エッセイ。
目次
第1章 多文化共生を考える
第2章 性格の違いと人間関係
第3章 自由と民主主義
第4章 時間の使い方とライフスタイル
第5章 ドイツ人が驚く日本人の柔軟性
第6章 野性的なドイツ人
第7章 宗教と悟り
著者等紹介
ネルケ無方[ネルケムホウ] [N¨olke Muh^o]
1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。曹洞宗・安泰寺住職。16歳で坐禅と出会い、1990年に留学生として来日。兵庫県にある安泰寺に上山し、半年間修行生活に参加。大学のドクターコースを中退し、1993年に安泰寺で出家得度、「ホームレス雲水」を経て、2002年より安泰寺堂頭(住職)。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さとう
1
エッセイだし新書だし、なんだけどちょっと※個人の意見です、が多すぎるかな。まだ面白い方だけど。2020/11/17
うさこ@うさぎ部
1
2019年最初に読んだ本。衝撃的だったのは、ドイツでは「結果を出さないのは悪いことだけれども、がんばって結果を出さないのはもっと悪い」というくだり。でも、結果を出すことがプライオリティになれば、ただただがむしゃらに頑張るのではなく、徹底的に戦略を練るだろうし、効率化もやらざるをえない。「労働生産性が低い」と言われ続けている日本人が参考にすべき考え方だと思った。2019/01/02
るき
1
納得することも多々あれど、働く日本人に対してはちょっと古い?と思う所もあり。まぁいる所によって見る所は違うから仕方ないか。野生に戻りたいと思ってるドイツ人にはちょっと笑った。7章の宗教と覚りは当り前なんだろうけど禅僧だからそういう所に落ち着くよねぇと。日本人の運転がルーズ、朝が遅いに納得。引かれたら痛いだけだから歩行者・自転車が我慢しろって言われてるけど、いまだ納得できないでいます。少しは理想も持った方がいいよ、日本人。2016/12/03