和解―インナーチャイルドを癒す

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865640502
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

出版社内容情報

内なる子ども(インナーチャイルド)を癒し、人と、そして自分自身と、真の友人となる。

内容説明

『怒り』『怖れ』に続く、心(感情のエネルギー)を変容させるマインドフルネスの実践。内なる子ども(インナーチャイルド)を癒し、人と、そして自分自身と、真の友人となる。

目次

第1部 癒しについての教え(マインドフルネスのエネルギー;我は祖先なり、我は子孫なり;原初の恐怖、原初の欲望;呼吸すること、歩むこと、手放すこと;苦しみを変容させるということ;内なる子どもを癒す;和解;菩薩になる)
第2部 癒しのものがたり(小さなまなざし(リリアン・アルネブ)
「どうしたら力になれる?」(ジョアン・フライデー)
本当の自分(グレン・シュナイダー)
友と座る(エルマー・フォークト))
第3部 癒しの実践(客体を取り除く瞑想(トチノキ・サンガより)
十六のマインドフルな呼吸のエクササイズ
「内なる子どもからの手紙」を受け取る(グレン・シュナイダー)
大地に触れる五つの瞑想
和平協定を結ぶ
新たに始める儀式
感情の解放と体の動き(タイ・ファップ・アン))

著者等紹介

ティク・ナット・ハン[ティクナットハン] [Thich Nhat Hanh]
釈一行。1926年、ベトナム中部生まれ。禅僧、平和・人権運動家、学者、詩人。世界的に知られた精神的指導者であり、その卓越した教えは全世界に影響を与えている。行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)を提唱し、1966年にはワシントンDCでベトナム戦争終結の和平提案を行うが、戦闘中止を訴えたため、反逆者と見なされて帰国不能になる。以後40年、フランスで亡命生活を送る。1982年、南フランスにプラムヴィレッジ・瞑想センターを設立(Plum Village Practice Center)

磯崎ひとみ[イソザキヒトミ]
上智大学卒業後、出版社勤務を経て独立。翻訳、編集、執筆を中心に、リトリートの主催など多分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

23
和解といっても、他者との和解ではなく、自分自身との和解という話みたいですね。仏教哲学では、心には意識と呼ばれる表層部分と、蔵識(阿頼耶識)と呼ばれる深層部分があるとのことですが、それは精神分析の意識と無意識(エス)のような関係でしょうか。精神分析では、エスを意識化することによって心の絡まりが解れる?わけですが、仏教哲学でも阿頼耶識を意識化することによって、ものごとにこだわる気持ちや、不安に突き動かされ騒がしくなった心を鎮めることができ、避けて通れない運命を受け入れる力が手に入るということなのだと思います。2020/04/05

むっちょむ

6
良かった。 マインドフルネス、私の解釈だと今を、この瞬間をしっかり味わって生きる事。 今の私には、今、この瞬間をしっかり生きてることってどれだけあるかな。。 常に未来に関する心配、過去への後悔ばかりで、この瞬間をしっかりと生きるだろうか。 また幼い頃の自分との対話や、親との対話等、読んでるだけで色々私の中の何かも刺激されてる感があった。 自分の中の苦しみは、世代から受け継がれている等の考察もなかなか考えさせられた。 私の中には父も母も祖母も祖父も沢山の祖先たちの細胞と思いがつまってるんだろうと思いを馳せた2019/04/09

ミー子

5
ティク・ナット・ハン師による、自分で自分を本質的・根本的に癒すための、まさに教科書で、素晴らしい本。末那識については、私は初めて知った。でもきっと読書だけでなく、リトリートに参加して体験するのがいいんだと思う。2021/04/11

ムートン

4
「怒り」「怖れ」と読んできて、基本的なことは同じものの、この本が一番、分かり易かった。第3部の実践も、実行しやすいように思う。良書。2020/08/20

Koji Takahashi

4
「人生で自分が幸福であるためには何が必要か」知る必要がある。 菩提心は悟りの心、初心である。自分自身の苦しみを変容させ、真に自由な身となり、他の人々を助け、苦しみを変容させるお手伝いをしたい…こう在りたい。 呼吸する、歩くを意識的にすると落ち着きある日々を過ごせると他の著書の読後に感じている。続けて幸せに生きます。 2018/07/26

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