内容説明
タイの森林僧院と日本を往復して活躍する日本人上座仏教僧プラユキ・ナラテボー師。現代日本人の抱える苦しみに直接向き合い、さまざまな人々とのカウンセリングセッションを重ねるなかで生まれた、苦しみを抜き楽を与える、自他をともに自由にする実践哲学の集大成。作家・石井光太氏、認知行動療法の心療内科医・熊野宏昭氏との対談を収録!二つの重要な仏教瞑想法の実践方法を収録!
目次
1 生きる力に目覚める仏教
2 ブッダの大地を築く、タイ仏教の開発僧―社会の開発とブッダの教えをつなぐもの
3 百通りの神様 対談 石井光太(作家)―そして共振
4 たかが言葉、されど言葉―無力にして強大な、不思議な言葉の力
5 戒律に守られ、自由に生きる―戒定慧の二つのベクトルと、行動療法を巡る仏教的考察
6 「怒り」に対処する臨床心理と仏教の実践 対談 熊野宏昭(心療内科医)―関係しあう認知行動療法と上座仏教の現在
7 アーナーパーナサティの実習―中部経典『アーナーパーナサティ・スッタ(Anapanasati‐sutta=出入息念経)』に基づいて
8 手動瞑想(ヨックムー・サーンチャンワ)
著者等紹介
プラユキ・ナラテボー[プラユキナラテボー] [Phra Yuki Naradevo]
1962年、埼玉県生まれ。タイ・スカトー寺副住職。上智大学卒業後、タイのチュラロンコン大学大学院に留学し、農村開発におけるタイ僧侶の役割を研究。1988年、瞑想指導者として有名なルアンポー・カムキエン師のもとで出家。以後、開発僧として、瞑想指導者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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