内容説明
特殊な形で発展し、世界の仏教の中でも「ガラパゴス状態」にある日本仏教。はたして日本仏教は、「釈尊による本来の仏教」の教えを受け継いでいるのか?かけ離れているならば、どう修正すれば「本来の仏教」に戻せるのか?誰もが避け続けてきた「禁断の問い」に向き合う!
目次
序章 日本仏教は仏教なのか?(浄土真宗の現在;日本仏教の現在 ほか)
第1章 仏教「思想」はすべて釈尊一代の真理(初期仏教経典はどれだけが釈尊自身のものか(釈尊が語った言葉は何か;釈尊が説いた教えはどれか)
十二縁起は最初から十二項目 ほか)
第2章 パーリ語聖典が釈尊の直説(何ごとも「発見」当初は誤解だらけ;二千六百年前のインドの歴史書 ほか)
第3章 インダスの継承者(仏教のルーツ;インダス文明 ほか)
第4章 諸仏の系譜(無限の過去があった;輪廻から卒業する生命 ほか)
著者等紹介
藤本晃[フジモトアキラ]
1962年、山口県生まれ。学習院大学哲学科、龍谷大学修士課程(仏教学)、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)を経て、広島大学博士課程修了。文学博士。現在、山口県下松市・浄土真宗誓教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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