日本仏教は仏教なのか?〈第1巻〉仏教の起源

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865640205
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C0015

内容説明

特殊な形で発展し、世界の仏教の中でも「ガラパゴス状態」にある日本仏教。はたして日本仏教は、「釈尊による本来の仏教」の教えを受け継いでいるのか?かけ離れているならば、どう修正すれば「本来の仏教」に戻せるのか?誰もが避け続けてきた「禁断の問い」に向き合う!

目次

序章 日本仏教は仏教なのか?(浄土真宗の現在;日本仏教の現在 ほか)
第1章 仏教「思想」はすべて釈尊一代の真理(初期仏教経典はどれだけが釈尊自身のものか(釈尊が語った言葉は何か;釈尊が説いた教えはどれか)
十二縁起は最初から十二項目 ほか)
第2章 パーリ語聖典が釈尊の直説(何ごとも「発見」当初は誤解だらけ;二千六百年前のインドの歴史書 ほか)
第3章 インダスの継承者(仏教のルーツ;インダス文明 ほか)
第4章 諸仏の系譜(無限の過去があった;輪廻から卒業する生命 ほか)

著者等紹介

藤本晃[フジモトアキラ]
1962年、山口県生まれ。学習院大学哲学科、龍谷大学修士課程(仏教学)、カナダ・カルガリー大学修士課程(宗教学)を経て、広島大学博士課程修了。文学博士。現在、山口県下松市・浄土真宗誓教寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ともとも

2
釈尊を無視して仏教は語れない。 釈尊が使用したパーリ語を無視して仏教は語れない。 釈尊が実在した背景にあるインダス文明を無視して仏教は語れない。 実在し信憑性の高い文献と遺跡を根拠に論理的に展開。 従来の学説の勘違いを修正している点は絶賛に値する。 釈尊の教えは普遍。でも解釈は進化(=退化)することを実感。 つまり凡夫はまだまだ未熟(=無知)ってことなんですけどね… 全三巻の第一巻。次巻が待ちきれない。 2015/09/15

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