内容説明
一九六〇年代以降の、現代に続くアメリカの精神文化に多大な影響を残した、鈴木俊隆老師。世界的ベストセラーとなった『禅マインド ビギナーズ・マインド』を意識して、残された膨大な法話録をもとに、没後三〇年を経て二〇〇二年に編集された法話集。革命とクリエイティビティの源にある、自由と洞察のスピリット。あらゆるものから自由になるために、そして人生を楽しむために―俊隆師が語った禅の真髄。
目次
第1部 只管打坐:一瞬一瞬を完全に生きる(心の平静さ;自分自身を全面的に表現する ほか)
第2部 空からの手紙(空からの手紙;玄米がちょうどいい ほか)
第3部 禅を修行する(内部から支えられる;直観を開きなさい ほか)
第4部 必ずしもそうであるとは限らない(必ずしもそうであるとは限らない;リアリティの直接的経験 ほか)
第5部 どこにいてもそこに悟りがある(どこにいてもそこに悟りがある;悟りにこだわらないこと ほか)
著者等紹介
鈴木俊隆[スズキシュンリュウ]
1904年生まれ、1971年逝去。神奈川県平塚市の曹洞宗松岩寺に生まれる。12歳で静岡県周智郡森町の蔵雲院の玉潤祖温老師に弟子入り、駒沢大学在学中に蔵雲院住職、1936年に静岡県焼津市の林叟院の住職となる。1959年渡米し、サンフランシスコ桑港寺住職となる。1962年サンフランシスコ禅センターを設立。1967年カリフォルニア州タサハラにアジア以外では最初の禅院である禅心寺を開く。1971年に68歳で禅センターにて逝去
藤田一照[フジタイッショウ]
1954年、愛媛県生まれ。現在、曹動宗国際センター所長。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程を中退し、曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカのパイオニア・ヴァレー禅堂で禅の指導を行う。近隣の大学や瞑想センターでも講義やワークショップを行う。2005年に帰国。葉山で実験的坐禅会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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