西洋の欲望 仏教の希望

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 311p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784865640076
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

内容説明

仏教から現代社会のマネー・SEX・戦争・カルマを読み解き、個人と社会の目覚めの必要を説く、仏教革命への覚書。

目次

自我の苦しみ
貧困
大きな誘惑
時間に仕掛けられた罠
第二のブッダ
「カルマ」の扱い方
セックスの何が悪いのか?
ブッダなら何をしたのだろうか?
組織化された三毒
商品化された意識:注意欠陥多動性社会
エコロジーの治癒
食物の「カルマ」
どうして戦争をこよなく愛してしまうのか?
アメリカ社会:仏教的革命への覚書

著者等紹介

ロイ,デイヴィッド[ロイ,デイヴィッド] [Loy,David R.]
宗教・倫理・社会学博士、禅師、作家。米国シンシナティのザビエル大学元教授。1971年より、日本から米国に伝わった禅仏教の伝統である三宝教団で禅修行をはじめる。1984年鎌倉の山田耕雲老師のもとで修行。1988年に法名「Tetsu’un」を賜る。現在はインターネット新聞のハフィントンポストの取締役員でもある

大來尚順[オオギナオユキ]
1982年、山口県生まれ。浄土真宗本願寺派大見山超勝寺衆徒。翻訳家。寺子屋ブッダ講師。龍谷大学卒業後、渡米。カリフォルニア州バークレーにあるGraduate Theological Union(米国仏教大学院)に進学し修士課程を修了。その後、ハーバード大学神学部研究員を経て帰国。帰国後は英語日本情報サイトMajirox Newsの宗教担当記者として日本仏教僧侶を世界に紹介。現在は山口県にある自坊である超勝寺と東京を行き来しながら、各地での講演や日英の執筆活動を通して国内外への仏教伝道活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sin'iti Yamaguti

0
タイトルだけ見ると、西欧の合理主義的文明へのオルタナティブとして仏教の精神が大切だ、という主張をしているように思われる。じっさい、訳者あとがきには次のようにある。「この本は、仏教の智慧というレンズを通して、アメリカという先進国社会に混在する様々な社会問題や矛盾を浮き彫りにした一冊です。」 たしかに、仏教で説く三毒煩悩(貪瞋癡)を、組織化された三毒として、「消費資本主義」(貪)「戦争」(瞋)「プロパガンダ」(癡)へ読み込むことは有益だ。苦・無常・無我・縁起といった教義のもつ社会的意味についても、著者の視点は2016/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9069419
  • ご注意事項

最近チェックした商品