目次
モスクの壁を塗る―マリ
ウルクンの朱を塗って―ブラジル・マットグロッソ州
草原に春がやってきた―キルギス
少年の瞳に宿るもの―中国・チベット自治区
たおやかな女たち―モザンビーク
シルクロードの“おしん”たち―ウズベキスタン
楽しく、おおらかに―キューバ
地球の鼓動が聞こえた―ブラジル・マットグロッソ州
猿が岩山を登った―ブラジル・ロライマ州
マラスの塩が世界一―ペルー
北極海のサッカーゴール―デンマーク・グリーンランド島
クメールの微笑み―カンボジア
祭典で美を競う―ニジェール
タイガの月とオオカミ―ロシア連邦サハ共和国
誇りとともに駆け抜ける―アフガニスタン
永遠とつながるために―ウズベキスタン
ヒマラヤ、天空の祈り―ネパール
命をつなぐタクラマカン砂漠―中国・新疆ウイグル自治区
私の胃を通り過ぎたモノたち―オーストラリア
砂漠に咲くタマリスク―中国・新疆ウイグル自治区〔ほか〕
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、釧路市生まれ。写真家。同志社大学卒業。1980年から世界の紛争地を取材、その後、アマゾンやシベリアなど辺境の地を多く訪れる。土門拳賞、講談社出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
43
「地球に謳う」の意味を考える。月並みな表現になってしまうのだが、長倉洋海さんの思いが詰まった1冊だ。この星(地球)には、いろいろな人が暮らし、そこには大地・自然がある。自分もその一人であり、自分の家族もその中の一家族であることのありがたさを思う。まさに、生命の讃美歌のようでもある。明日への希望を感じさせてくれる。2025/02/26
kaz
2
いかにも著者らしい写真を多数紹介。危険もかなりあったのではないか。図書館の内容紹介は『内戦の中米エルサルバドル、ソ連軍侵攻下のアフガニスタン、アマゾンの熱帯雨林…。過酷な環境でもまっすぐに生きようとする人たちの姿を、35カ国41の地域の写真とエッセイで伝える。「釧路新聞」連載等をまとめ書籍化』。 2023/12/27