内容説明
大相撲史上最大の復活劇。ひざの大ケガ、糖尿病、肝炎…余命宣告で絶望した。強い気持ちと周囲の支えが力に―覚悟が人を変える。イケイケの思い上がりから感謝する生き方へ。第七十三代横綱照ノ富士を支えてきた13人が証言。絶望を乗り越えるドラマは“人生の参考書”。
目次
モンゴルで生まれ育つ「お母さんに厳しくも優しく育ててもらい運動も勉強もできた」
16歳でスケート場を経営「自分で責任を負うことの大切さを身に染みて理解できた」
体が大きいからって有利じゃない「最初から大きかったとしても努力をしなければ強くなれない」
18歳で日本に行くチャンスを掴んだ「負けたことで初めて悔しいという気持ちを知るようになった」
母・オユンエルデネさんが語る「息子」照ノ富士「これからも正しく生きていってほしい」
鳥取城北高校に入学「どんなにきつくても人に弱音を吐くことはなかった」
たった8ヶ月の高校生活「高校時代の仲間はいまも大切な財産となっている」
鳥取城北高校相撲部・石浦外喜義監督が語る「教え子」照ノ富士「“絶対負けない”強い気持ちがチームメイトを勇気づけた」
間垣部屋から伊勢ヶ濱部屋へ「もっと強くなりたいと願った瞬間自分からやる稽古に変わっていった」
元若天狼・上河啓介さんが語る「弟弟子」照ノ富士「経験を糧にしていける賢い人間でありいい男である」〔ほか〕
著者等紹介
照ノ富士春雄[テルノフジハルオ]
第73代横綱。1991年11月29日生まれ。モンゴル・ウランバートル市出身。2010年に鳥取城北高校入学、2011年に間垣部屋に入門。2013年、伊勢ヶ濱部屋に移籍。2015年、平成生まれ初の大関に。その後、ケガや病気で序二段まで番付を落とすも、見事復活。2021年、令和初の横綱に昇進。本名は杉野森正山(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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