内容説明
まるごと一冊蛍の本。写真集のように見応えのあるホタル作品群。知らなかったホタルの知識を学ぶ。難しいと思われがちなホタル撮影を解説。全国各地のホタルスポットを紹介。
目次
第1章 ホタルを見る
第2章 ホタルを知る(ホタルにはどんな種類があるの?;ホタルはなぜ光るの? ほか)
第3章 ホタルを撮る(撮影の心構え;撮影機材の準備 ほか)
第4章 ホタルに逢う
著者等紹介
田中達也[タナカタツヤ]
1956年、愛知県生まれ。医療ソーシャルワーカーを経て自然写真家として独立。身近な自然から風景・オーロラと幅広いジャンルを手がけ、繊細で力強い作風を特徴とする。オーロラと風景を組み合わせた一連の作品は海外からも高く評価されている。日本写真家協会・日本自然科学写真協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mayu
39
どうやら、田中達也違いのようだ。ミニチュア写真家さんの作品が見たかったのだけど。しかし、今年はホタルを見に行くことを忘れていたので良しとしよう。わたしが見に行ってるところは、運が良ければ数匹、数十匹見られるくらいなので、この本にあるような、イルミネーションみたいなホタルたちは見たことがない。ホタルの雄には発光器がないらしい。ホタルを撮る章は、撮らないので流し読み。ホタルがたくさん飛ぶのは、新月の晴れた風のない穏やかな日だそうですよ。 2020/12/06
ほじゅどー
9
★★★★蛍は闇夜に輝く宝石。ゲンジボタルが有名だが、ヘイケボタル、ヒメボタルも。蛍はなぜ光るのか?メスを探し子孫を残すための求愛行動という説が有力。腹部の体節に発光器がありATPを利用した化学反応によって光る。蛍の撮影はISO1600が基本。明るければ800、暗ければ3200。ゲンジボタルならF2.8〜4、ヒメボタルの場合はF1.4。2016/06/06
ぷれば
4
蛍の写真集かなぁ〜と思いきや、それだけじゃなかった。幻想的なホタルの写真はもちろんのこと、ホタルの生態、天気や時間、飛び方、発光の謎などなど、蛍まるわかりである。なかなか難しいホタル写真の撮り方に、まるまる一章割いており、またチャレンジしてみたくなった。2015/07/14
kinaba
0
割と即物的⋯という言葉は変か、なんというか、写実的な蛍への迫り方だ。もっと文学的な面も合わせたい気持ちがでてくる2025/08/09
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- 和書
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