教師にできる自殺予防―子どものSOSを見逃さない

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865605310
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3037

目次

序章 コロナ禍に起きた子どもの自殺の急増(自殺の動向これまでと違うこと;コロナが与えた心理的影響 ほか)
1章 子どもはなぜ自殺するのか―子どもの自殺を理解する(日本の子どもの自殺の現状;「自殺予防」の考え方)
2章 どうしたら子どもの自殺を止められるのか―教師ができる自殺予防(1次予防:予防のための環境整備と教育;2次予防:ハイリスクの子どもへのサポート ほか)
3章 自殺しない・させない子どもをどう育てるか―自殺予防のための授業(自殺予防のための授業;SOSの出し方教育・自殺予防教育の実践例)
資料編 日本の自殺対策の経緯と制度

著者等紹介

〓橋聡美[タカハシサトミ]
中央大学人文科学研究所客員研究員・前防衛医科大学校教授。鹿児島県鹿屋市生まれ。南さつま市育ち。万世小学校・万世中学校・加世田高等学校卒。自衛隊中央病院高等看護学院を卒業後、精神科・心療内科で看護師として働く。看護学校の教員をしながら大学を卒業。2003年から2年間、スウェーデンで精神医療福祉および教育の調査をし、東北大学大学院医学系研究科で博士(医学)を取得。2006年より自死遺族支援など自殺予防活動を開始。児童生徒・教員・保護者向けのSOSの出し方・受け止め方の講演を全国で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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コロナ禍に起きた子供の自殺の急増:自殺の動向 心理的影響 女性の自殺↑ 芸能人の自殺の影響 こどもはなぜ自殺をするのかーこどもの自殺を理解する:自殺予防の考え方 生きづらさを考える 自殺と自尊感情 どうしたら子ども自殺を止められるのかー教師ができる自殺予防:1次・予防のための環境整備と教育 2次・ハイリスクの子どもへのサポート 3次予防・ケアとサポート 自殺しない・させない子どもをどう育てるかー自殺予防のための授業:SOSの出し方教育・自殺予防教育 小学性・中学生・高校生 日本の自殺対策の経緯と制度2021/02/14

U-Tchallenge

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自殺者数の速報値が出されたが、やはり増加傾向を示している。それだけ苦しい思いをしている人が増えているということ。誰もが心が苦しくなる時があるからこそ、学校において自殺予防を行う必要があるだろう。そのことを本書を読めば理解することができる。基本的な自殺予防についての知識から実践まで網羅されている。この一冊あれば、学校における自殺予防についてかなり具体的に考えることができるだろう。自殺予防を行うことの必要性を多くの方に知ってもらいたい。だからこそ、是非とも手に取ってみてほしい一冊である。2021/01/29

U-Tchallenge

0
新型コロナウイルスの影響なのか、自殺者数が増加傾向を示している。それは子どもたちも例外ではない。昨年度と比較するとすでに自殺者数は上回っている。それぐらい厳しい状況になっている。だからこそ、日常的に子どもたちと関わる教師だからこそできる自殺予防があるだろう。そして、教師が自殺予防に積極的になる必要があるのではないか。このような課題意識を持っている。だから、本書を手にした。本書では自殺予防の必要性から具体的な授業展開まで丁寧に語られている。自殺予防について今から考えたい者にとって最適の一冊となっている。2020/12/22

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