内容説明
今後の部活動の健全で適切なあり方を提起。時間を適切に設定し、生徒の自治やニーズの多様性を尊重した部活動を実現するには。部活動を、学校へ行きたくなる磁力に!
目次
1章 部活動とは何か―その特徴と論点(部活の思い出―日本人の原風景;部活動はどこからきたのか ほか)
2章 部活動の制度はどうなっているのか(部活動の法的な位置付け;部活動を支える諸条件 ほか)
3章 部活動をめぐる議論と実態―これまでの経緯、研究の蓄積と科学的データ(近年の部活動に関する議論―そのはじまりと展開;部活動をめぐる議論―横断的議論と着地点はあるか ほか)
4章 部活動改革を構想する―実践事例(部活動改革を捉える視点;部活動改革の実践事例 ほか)
5章 部活動改革の方法―校長が職員室を変える(ステップバイステップの原則;一人ひとりに向き合う―教員の多様性 ほか)
著者等紹介
佐藤博志[サトウヒロシ]
1998年3月、筑波大学大学院博士課程教育学研究科教育基礎学専攻単位取得退学。以後、日本学術振興会特別研究員、メルボルン大学上級客員研究員、長崎大学講師、岡山大学助教授・准教授を経て、2010年4月、筑波大学大学院人間総合科学研究科教育基礎学専攻に准教授として着任する。現在、筑波大学人間系教育学域准教授。学位:博士(教育学)。受賞、日本教育経営学会学術研究賞(2010年)、日本教育経営学会実践研究賞(2008年)、日本教育経営学会研究奨励賞(1998年)
朝倉雅史[アサクラマサシ]
2014年3月、筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻(博士後期課程)単位取得退学。2014年4月、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教に着任する。現在、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター講師。学位:博士(体育科学)。受賞、日本体育・スポーツ経営学会学会賞(2017年)、日本体育学会奨励賞(2015年)、日本体育・スポーツ経営学会奨励賞(2015年)
内山絵美子[ウチヤマエミコ]
2014年3月、筑波大学大学院人間総合科学研究科教育基礎学専攻(博士後期課程)単位取得退学。2014年4月、小田原短期大学保育学科助教に着任。現在、小田原短期大学保育学科専任講師。学位:修士(教育学)
阿部雅子[アベマサコ]
1982年3月、多摩美術大学美術学部卒業。民間会社勤務を経て、1989年より横浜市立中学校勤務。2000年3月、横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。横浜市立小・中学校長として勤務しながら、学校経営に関する研究を大学院で継続する。2015年3月、産業能率大学大学院総合マネジメント研究科修士課程修了。2016年4月、筑波大学大学院人間総合科学研究科教育基礎学専攻(博士後期課程)入学。現在、横浜市立馬場小学校長。学位:修士(教育学)、修士(経営管理)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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