内容説明
彼らはなぜ史上最高のバンドとなったのか?なぜ今も世界を自由で豊かにしているのか?4人の創作プロセスをたどって発想の源泉に迫る!革新性と創造性、現代的意義を解き明かす書き下ろしビートルズ論!
目次
第1章 戦後社会とビートルズの誕生
第2章 ロックンロールとポップス感覚
第3章 寂しいビートルズ
第4章 メディア化する社会とリアリティのありか
第5章 協調と競争―作曲技法の進化
第6章 アートとサイケデリック―意識の拡大
第7章 世界の再定義
第8章 ビートルズとは何だったのか
著者等紹介
高山博[タカヤマヒロシ]
作曲家/著述家Composer/Writer。大阪出身。学生時代よりバンド活動を始め、関西ライブシーンで活躍。大阪芸術大学に進学し、クラシックの作曲及び、日本やアジア音楽を中心とした民俗音楽学、大型モジュラー・シンセサイザーを使った電子音楽の技法を、学外でジャズピアノ及びジャズ理論を学ぶ。卒業後はすぐに作編曲家として仕事を始め、多数の楽曲を提供。並行してDAWやシンセサイザーなどのテクニカルな解説、作曲や編集理論、音楽や映画批評などを雑誌等に寄稿。近年は後進の指導にも注力し、個人レッスンのほか、東京藝術大学大学院映像研究科非常勤講師、東京工芸大学アニメーション専攻非常勤講師、美学校作曲講座講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。