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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おだまん
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ディーリアスのカリスマ性に満ち溢れた貴重な本。ディーリアスの音楽に惹かれるのはなぜなのか。人としてはいわゆる芸術家で色々言われてしまうのも分かるけど、最後にはこの芸術家も愛おしくなる。やはり彼から紡ぎ出される音楽は素晴らしい。2017/12/31
汲平
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ディーリアスの音楽は一度ぐれたことのある人の心に染みるとは音楽評論家出谷啓さんの評。慰めるような、しなやかで、穏やかな音楽が好きなのですが、ディーリアスの使徒とも呼ばれるフェンビーが描く作曲者は、信仰心がない、歌詞は邪魔、アナリーゼは嫌い・・・傲岸不遜でミスマッチでした。構成ではなく、和声だというのはなんとなく判る。2019/07/23