ウィーン・フィルコンサートマスターの楽屋から

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  • サイズ 46判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865591705
  • Cコード C1073

出版社内容情報

日本オリジナル企画!
クライバー、ベーム、カラヤン、小澤征爾ほか名指揮者たちとのエピソード、
室内楽の喜び、コンマス登用試験の秘話、日本ツアーの思い出、演奏仲間や家族への想い——
名指揮者バーンスタインが「ヒンケルレ(ヒンクちゃん)」と呼んで愛した、
「ウィーン・フィルの音」を体現する元コンサートマスター、
ウェルナー・ヒンクが語り下ろした名門・名手の素顔!

「コンサートマスターの仕事とはどのようなものか、
音楽をするとはどういうことか、
そして私を育んでくれたウィーンの音楽文化とは何か」


CONTENTS
親愛なる日本の読者の方々へ

第1章 私の出会った名指揮者
カルロス・クライバー
ゲオルク・ショルティ
ヘルベルト・フォン・カラヤン
カール・ベーム
レナード・バーンスタイン
ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド、小澤征爾
ウィーン・フィルにとっての理想的な指揮者とは?

第2章 コンサートマスターの仕事場から
ウィーン国立歌劇場
ウィーン楽友協会
ウィーン・フィルの響きの秘密 1 〜フィルハーモニー式タイムラグ〜
ウィーン・フィルの響きの秘密2〜室内楽の精神〜
王宮礼拝堂
コンサートマスターの日常
指揮者を見つける仕事
録画現場でのエピソード
ニューイヤー・コンサートの舞台裏
コンサートマスターの楽器
コンサートマスターの出番

第3章 室内楽の喜び
室内楽は最高の楽しみ
ウィーン弦楽四重奏団結成への道のり
メンバーを見つける
自前の活動から
レパートリーと演奏の秘密
ショスタコーヴィチとモスクワ
日本公演
レコーディングの現場
ウィーン八重奏団
共演者から仲間へ

第4章 生い立ちと、コンサートマスターへの道のり
音楽好きの一家
始まりは木の板のヴァイオリンから
ヴァイオリンとのふれ合い
仲間と作り上げる音楽
バッハ・ゲマインデでの経験
唯一の道ではなかった「音楽家」
国立音楽アカデミーへ
仰天のエキストラ試験
オーケストラへの入団
第一ヴァイオリンのトップ奏者へ
札幌での出来事
コンサートマスターへの道

第5章 教育、プライベート、そして今
ウィーン市立音楽院にて
古楽復興運動について
マスタークラスでの教育活動
結婚生活と夫婦の音楽
子供たち
家を建てる
コンサートマスターからの引退
そして今

あとがき


プロフィール
ウェルナー・ヒンク(Werner Hink)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場管弦楽団の元コンサートマスター。ウィーン弦楽四重奏団および八重奏団のリーダー。1943年ウィーン生まれ。1964年ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。1966年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正式団員。1974年にコンサートマスターに就任し、2008年にオーケストラを引退するまでその任にあった。退任後は2009年までウィーン市立音楽院教授を務めた他、世界各地のマスタークラスで教鞭をとるなど、後進の指導にも熱心に当た っている。

小宮正安(こみや・まさやす)
ヨーロッパ文化史研究家。横浜国立大学教授。1969年東京生まれ。テレビやラジオへの出演、演奏会での解説など、幅広く活躍している。著書に『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻」伝説の虚実』(講談社選書メチエ)、『名曲誕生 時代が生んだクラシック音楽』(山川出版社)、『音楽史 影の仕掛人』(春秋社)、訳書に『ウィーン楽友協 会 二〇〇年の輝き』(集英社新書)など多数。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

46
2008年まで33年間ウィーンフィルのコンサートマスターを勤めたウェルナー・ヒンクの本邦のみの書き下ろし。直前に読んだフランツ・バルトロメイの「この一瞬に価値がある」以上にウィーン国立歌劇場管弦楽団=ウイーンフィルの実相に肉薄。通常活動の詳細に加えレコーディングや映像セッションも含めた裏話や本音満載。指揮者についても率直な見解。カラヤンは決して独裁者ではなく常に類稀なカリスマ性を発散、楽友協会及び同合唱団との絆も沁みる話。映像録画セッションでは録音に合わせた弾き真似も。2024/02/10

とす

1
ウィーン・フィルのコンマスというとキュッヒルのイメージが強いが、読みやすそうだったので読んでみた。日本の読者に向けて書かれているので、ところどころで日本人向けのメッセージが書かれておりほっこりした。内容はよくある演奏家による本と大して変わりはしないが、ソ連への演奏旅行の話などは実際に当時のその地に行った人でないと書けないような重みを感じた。2019/05/26

Sumioh Watanabe

1
 ベルリン・フィル本を読んだから今度はウィーン、というぐらいのつもりで読んだ。  カラヤンのようなカリスマとの葛藤がなかっただけ、さっぱりとした内容になっている。  最近流行りのピリオド楽器やピリオド奏法に批判的なのも、ヴィーン・フィルのコンマスなら当然、とも思えるがクルレンツィスを聴いちゃうと、チャイコフスキーといえどもヴィブラート、なくて良いんじゃない?と思わなくもない。2018/04/11

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