泣くのはいやだ、笑っちゃおう - 「ひょうたん島」航海記

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865591330
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0074

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

80
午後六時頃がまだ子供の時間だった時分、「ひょっこりひょうたん島」という番組があった。リアルで観ていた者にとってはとても懐かしい。この本は番組に携わった著者が正史として書いたとあとがきに書かれていた。誕生のエピソード、制作の裏話、シリーズの紹介や声を担当した藤村有弘、熊倉一雄、中山千夏のこと他。番組のほとんどは当時非常に高価だったビデオテープを節約するためにノーカットノー編集だったという。それでも5年間の間休まず作り続けたスタッフの熱意は相当だったと思う。今でも挿入されていた歌の一部を覚えている^^2017/04/26

へくとぱすかる

42
伝説の「ひょっこりひょうたん島」を作ったディレクターによる回想記。50年の歳月を経ていながらも、まるで昨日のことのように語られるテレビ制作の裏話が新鮮。まだまだ貧しかったとはいえ、明日に希望を見ることができだ時代だったことが、今考えるとうらやましい限り。「ひょうたん島」には、当時の創意、何より最良の民主主義が投影されていたように思えてならない。2017/10/19

rokoroko

10
幼稚園付属の塾に小学生の時毎日通ってた。庭で遊んで授業を待つ。働く親を持った子供が沢山通ってた。中学年になると、ひょっこりひょうたん島を見てから急いで行くのが日課だった。歌も体に沁み込んで、ドンガバチョの英語の単語も残ってた。今となっては凄く贅沢な番組だったのだと思う。この本にある劇中歌が50年たった今でも歌える自分が怖ろしい。2016/05/24

天使の奇跡

5
NHKが、存在価値のあった時代、こどもの為のこども番組、ひょっこりひょうたん島。 エピソードはびっくりする話ばかりです。昭和39年はまだ戦後なんだ。泣くのはいやだ笑っちゃおうは、戦争体験・びんぼうからくる言葉です。先に声があって後から人形劇にはびっくり👀でした。 いい時代だったと思います。2019/10/23

キートン

5
特撮ヒーロー同様、テレビという媒体が広まりつつもどこか大人のためのものであった当時、この本でも紹介されているように子供のための番組というのはどこか軽んじられていたに違いない。そんな当時の風潮にも負けず、前例が無いにも関わらず作品を作り続けた当時のスタッフの皆さん。 自分がひょうたん島を観たのはリメイクのほうだけど、独特のセリフや劇中の歌等々、今でもすぐに思い出すことができる。 今でもひょうたん島に乗って色んな国を旅しているんだろうなぁと思いつつ読了。2018/02/20

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