出版社内容情報
・韓国の不動産登記法の新しい実務教科書『韓国不動産登記法』の第2版(2022年刊)を翻訳!
・不動産登記法を、従来の通説である形式的審査主義を克服して、実体法上の法律関係を正確かつ迅速に公示するための立証手続とその方法に関する法律として理解する観点から、実務運用も盛り込みつつ、新しく著された実務教科書!
・韓国の不動産登記法との異同を知ることで、不動産登記法の今後の姿を考えることができる! 不動産登記法が単なる手続を定めた法律ではなく、不動産取引や国の不動産をめぐる政策との関係にも言及した、不動産登記の専門家を名乗る司法書士の必読書!
内容説明
本書は、教科書として書かれた。教科書の性格上、実務的な事項に詳しく言及することは差し控えた。実務的な事項は、登記例規によく整理されている。該当個所において登記例規等の関連資料を紹介して、必要な場合に参照できるようにした。(本書初版「はしがき」より)
目次
第1章 総説
第2章 登記業務の人的・物的基礎
第3章 登記事項の公示
第4章 登記手続
第5章 登記官の処分に対する異議
第6章 登記の効力
第7章 社会の変化と不動産登記制度
著者等紹介
具演謨[クヨンモ]
ソウル大学法科大学卒業。法学博士(ソウル大学)。ソウル中央地方法院登記課長。法院行政処司法登記局事務官・書記官・不動産登記課長・司法登記審議官。法院公務員教育院教授(不動産登記実務担当)。法院行政処人事運営審議官。法院図書館事務局長。法院公務員教育院長。アメリカUniversity of IowaのVisiting Scholar。法院行政国試・9級公開採用・法務士試験試験委員。ソウル回生法院専任回生委員。現 法務法人(有)世宗専門委員
長谷川清[ハセガワキヨシ]
司法書士・土地家屋調査士・民事信託士。元日本司法書士会連合会副会長/元滋賀県司法書士会会長(現滋賀県司法書士会名誉会長)。現一般社団法人滋賀県財産管理承継センター理事長。現アジア法制度研究会代表。元(特定非営利活動法人)渉外司法書士協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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