出版社内容情報
・執行関係訴訟を、①不当執行からの救済を目的とする権利救済訴訟(請求異議の訴え、執行文付与に対する異議の訴え、第三者異議の訴え、配当異議の訴え)と、②債権者の権利実現を助力する権利実現訴訟(執行判決訴訟、執行文付与の訴え、取立訴訟)に分類して、単なる実務の解説書ではなく、理論と実務の双方の見地から、元裁判官(東京地裁民事21部)が指針を提示する定番書の待望の改訂版!
・第2版では、初版刊行以降の裁判例・学説等を大幅に補充して実務の背景にある理論的な考察をさらに深めるとともに、民法・民事執行法改正に対応し、執行手続のIT化についても言及して大幅増補!
・執行関係訴訟で裁判官を理論面で説得する理論構成を検討するのに有用な1冊!
・弁護士、裁判官などの法律実務家はもとより、不当執行からの救済や債権者の権利実現を助力する関係者に必須の知識が満載!
内容説明
執行関係訴訟を「不当執行からの救済を目的とする権利救済訴訟」と「債権者の権利実現を助力する権利実現訴訟」に分類し、理論と実務の双方の見地から指針を提示する定番書の待望の改訂版!第2版では、初版刊行以降の裁判例・学説等を大幅に補充して実務の背景にある理論的な考察をさらに深めるとともに、民法・民事執行法改正に対応し、執行手続のIT化についても言及して大幅増補!
目次
第1章 総論(民事執行の意義・理念と執行関係訴訟;執行関係訴訟の類型;民事執行手続の流れと執行関係訴訟;民事執行手続のIT化)
第2章 権利救済訴訟(請求異議の訴え;執行文付与に対する異議の訴え;第三者異議の訴え;配当異議の訴え)
第3章 権利実現訴訟(執行判決訴訟;執行文付与の訴え;取立訴訟)
著者等紹介
内田義厚[ウチダヨシアツ]
1988年早稲田大学法学部卒業、1989年司法試験合格、1992年裁判官任官、以後、東京・さいたま・千葉・長野・新潟の各地方裁判所・家庭裁判所に勤務するほか、裁判官訴追委員会事務局次長、明治学院大学法科大学院講師などを歴任した後、2013年依願退官。同年4月に早稲田大学法学学術院(大学院法務研究科)教授に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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