内容説明
民訴法248条に規定する「損害または損害額の認定」の新章等を追録し、13年ぶりに改訂!民事訴訟における当事者の主張・立証構造と、裁判官による心証形成から事実認定・判断の過程を詳細かつ具体的に解説!「当事者の事案解明義務」「第一段の推定が覆らない場合」「検証物としての文書による事実認定」「反対尋問の重要性」の論点を新たに追録!
目次
第1章 事実認定の前提を成す原理
第2章 直接証拠による事実認定
第3章 間接証拠による事実認定
第4章 損害または損害額の認定
第5章 事実認定と要件事実論
第6章 事実認定と判決書における表現方法
著者等紹介
田中豊[タナカユタカ]
1973年東京大学法学部卒業、1977年ハーバード大学ロー・スクール修士課程修了(LL.M.)、1975年裁判官任官、東京地方裁判所判事、司法研修所教官(民事裁判担当)、最高裁判所調査官(民事事件担当)等を経て1996年弁護士登録。現在、弁護士(東京弁護士会)。司法試験考査委員(民事訴訟法1988年~1989年/民法1990年)、新司法試験考査委員(2006年11月~2007年10月)、慶應義塾大学法科大学院教授・客員教授(2004年4月~2019年3月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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