内容説明
法科大学院生・司法試験予備試験生に向けてわかりやすさを追求した解説!訴訟構造・訴訟物を理解し、要件事実・事実認定の基礎知識を学び、法曹倫理の重要ポイントまで解説した実践講義!保全執行手続を加筆し、2020年施行の改正民法に完全対応!
目次
第1部 基本構造・訴訟物
第2部 要件事実
第3部 事実認定
第4部 民事保全・執行
第5部 法曹倫理
第6部 演習問題
著者等紹介
大島眞一[オオシマシンイチ]
神戸大学法学部卒業。1984年司法修習生(38期)。1986年大阪地裁判事補。函館地家裁判事補、最高裁事務総局家庭局付、旧郵政省電気通信局業務課課長補佐、京都地裁判事補を経て、1996年京都地裁判事。神戸地家裁尼崎支部判事、大阪高裁判事、大阪地裁判事・神戸大学法科大学院教授(法曹実務)、大阪地裁判事(部総括)、京都地裁判事(部総括)、大阪家裁判事(部総括)を経て、2017年徳島地家裁所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うどんさん
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要件事実・事実認定(書証)・法曹倫理・保全執行という民事実務基礎の基本的な部分を一冊で押さえることができる。要件事実については発展編でより複雑な事例について勉強する必要があるので、民法・民事訴訟法の復習をも兼ねることを考えると両方について一定の知識があるうちから早めに触れて要件事実の思考法に馴染んでおく方が良いと思う。第Ⅴ部法曹倫理では明らかにAKB48を念頭に登場人物の氏名等が設定されており苦笑してしまった。予備試験の問題解説と参考答案も2年分あり、問題演習を通じた復習も可能。2022/03/14
ゆうづる
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保全執行パートの加筆と新民法に対応してるが、請負や遅延損害金の扱いについては発展編にお預けになる。2019/12/21