内容説明
映像・出版・スポーツ・ゲームからインターネット、イベント、プロダクション等をめぐる実務対応を解説!権利の保護対象・契約等利用形態、事故・トラブル対応から関係法律の知識、海外取引の留意点まで、平易に解説した手引書!弁護士等法律実務家、エンタメ業界関係者の必読書!
目次
第1章 著作権
第2章 パブリシティ権・人格権
第3章 契約
第4章 トラブル対応
第5章 関係法律
第6章 海外取引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
8
なかなか多岐にわたる内容で興味深かった。身近な例だとアイドルの恋愛禁止条項とかもあったけど、そこに憲法的な権利を持ち出すのは理論構成としてやや違和感がある部分。(公法的な関係ではなく私的自治の場面なので、憲法的な価値は重視するにしても、直接的に言及する必要はないような)でもおそらく実務系の本のはずなので、ここに載っているのは今の実務の基本的な考え方なのだろうか。事案が色々と違うものの結果だけ見ると対照的な判例が載っていて比べてみると面白かった。よく知らないけど割と有名なグループの話なのかな。2017/08/11