内容説明
人損・物損事故の相談から事件解決までの手続を、代理人の思考をたどり、書式を織り込み解説!複合事故、過失相殺、自転車事故での責任、後遺障害、高次脳機能障害、素因減額、外貌醜状等での損害など多様な事例を掲載!弁護士、司法書士、保険会社関係者等の必読書!
目次
第1編 交通事故事件のポイント(交通事故と保険;紛争解決手続;損害賠償)
第2編 交通事故事件の現場―モデルケースを素材として(物損事故―過失の有無(事故態様)
物損事故―玉突き事故の責任論・評価損等
物損事故―過失の有無
休業損害―家事従事者の休業損害と和解あっせん手続
被害者死亡―保険会社側の対応の事例
高次脳機能障害・素因減額(脊柱管狭窄)
加重障害
自転車同士の事故
逸失利益―外貌醜状に係る後遺障害等級・減収がない場合における逸失利益の有無・額)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
い
3
第1編は交通事故事件における基礎知識とポイントの概説。第2編は、複合事故、過失相殺、自転車事故での責任、後遺障害、高次脳機能障害、外貌醜状等での損害等の9つの事例を解説している。実務的な手続きを時系列に沿ってストーリー形式で整理しているため非常にわかりやすい。特殊な交通事故事件を受任してから、判決に至るまでの思考のプロセスが明確で、マインドセットの面でも良書。医師への連絡書面や書式の書き方など細かい点まで網羅されている。紹介される事例は複数のパターンで構成されており、悩みやすい事例を丁寧に解説している。2025/09/11
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