内容説明
不当執行からの救済を目的とする権利救済訴訟(請求異議の訴え、執行文付与に対する異議の訴え、第三者異議の訴え、配当異議の訴え)と、債権者の権利実現を助力する権利実現訴訟(執行判決訴訟、執行文付与の訴え、取立訴訟)の理論と実務指針を執行実務経験豊富な元裁判官の見地から提示!各訴訟の法的性質・訴訟物と各論点との関連性を明らかにしつつ、主張立証責任の分配、訴訟手続上の諸問題などの実務的問題点を網羅的に解説するとともに、訴状・答弁書の記載例のほか判決主文を収録!
目次
第1章 総論
第2章 権利救済訴訟(請求異議の訴え;執行文付与に対する異議の訴え;第三者異議の訴え;配当異議の訴え)
第3章 権利実現訴訟(執行判決訴訟;執行文付与の訴え;取立訴訟)
著者等紹介
内田義厚[ウチダヨシアツ]
1988年早稲田大学法学部卒業、1989年司法試験合格、1992年裁判官任官、以後、東京・さいたま・千葉・長野・新潟の各地方裁判所・家庭裁判所に勤務するほか、裁判官訴追委員会事務局次長、明治学院大学法科大学院講師等を経て、2013年依願退官。現在、早稲田大学法学学術院(大学院法務研究科)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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