目次
第1部 世界、環境、出来 方法1(地球46億年の過去と人間の歴史―人新世(アンソロポシーン)と第6の大絶滅
環境と世界、人文と天文、風土―人文地球環境学のセマンティクス
世界の出来と、「なる」=ビカミング)
第2部 ひと、もの、いきもの 視角1(いきものとひと―西洋/東洋、4類型:関係のバリエーション;いきものとひと―動物裁判、動物供養、動物実験、霊長類学:分かれ目;森が語る―お話といきもの;ものの世界へのアクセス―オブジェクトのオントロジー)
第3部 災厄と災害 視角2(近代の相克―水俣「病」事件;テクノスフェアの核=風土―フクシマとチェルノブイリ;自然災害からの立ち直り;補章 コロナ禍)
第4部 地球のケア 視角3(環境という健康―エコヘルス、人間の安全保障、ケイパビリティ;グローバルな不平等と正義―生存基盤指数)
第5部 未来 方法2(未来史と兆し;食ハビトゥスと「100才ごはん」;火星環境)
著者等紹介
寺田匡宏[テラダマサヒロ]
総合地球環境学研究所客員准教授。人文地球環境学、歴史学。歴史という人間中心の概念が非=人間を扱う環境とどう関係するかを研究。超長期の過去である人新世(アンソロポシーン)と未来史についても研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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