感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
118
今秋、図書館主催のビブリオトークに私たちのボランティアがお手伝いする予定なので読んでみました。本書を読んでみて、読書離れが著しい中、ビブリオトークのような、人から人への紹介から、少しずつ本の魅力を感じる子どもたちが出てくるように思いました。また、聞き手に読書意欲を掻き立てるコツも理解出来ました。2020/09/19
assam2005
21
読書をする上での最終的に求めるものはこの「量より質」だと思うのですが、これほど読書する子供の割合が下がってる中で「好きな本より課題図書を」と言うのは賛成できません。「大人が読まないから、その姿を見る子供も読まない」と言うのは同感ですが。本を好きになった子供たちを次に導く為の本、のように思えました。子供はあまりにも素直で今やっていることよりも楽しいと思えることが新たに出てくればそちらに飛び付く。大人がもっと本の有効活用を見せてあげればと思うのですが、なかなかそれが難しい。2016/11/05
あいくん
12
☆☆☆ビブリオトークの方法として、本の紹介は書誌事項、あらすじ、書評、感想、おすすめポイントが必要です。本を読まない高校生が増えています。一ヶ月に一冊も本を読まなかった生徒の統計があります。小学生は4パーセント、中学生は16パーセント、高校生は53パーセントです。高校はこの30年間で1997年の69パーセントが一番高く、2004年の42パーセントが一番低いです。この調査は本の内容は聞いていませんから、教科書やルールブック、絵本、図鑑を読んでいる数字も含まれています。よい本を紹介していく必要があります。 2018/07/04
頼ちゃん
10
量より質はその通りで、今の子はそれに対してまず読ませることが大切というのもわかるのだが、あきらめずに質の良いものを紹介していくことが大切。案外読むものです。 読書科を設けるべきだという意見に大賛成です。 でも前半の意見に対して後半の実践記録が小学生向きでないし、質が良いものばかりではないのが気になった。大学の授業でやったものなのだろうが、どうせなら小学生向きの質の良いものにして欲しかった。2018/08/17
くるみ
6
子どものためのビブリオトークについて勉強中。「量より質」には同感ですが、まずは本を手に取るを目指すレベルの子もいる学校現場での質とはなんぞや?となります。個人的には他人の主観的なお勧めは苦手なのですが、知らない本を知るきっかけにはなるかな。実践例は小学生には難しいけど、案外子どもたちによる簡単なビブリオトークは、行われているようにも思います。2017/05/09
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