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出版社内容情報
帝都の命運握る――三強、集結。
囚われの傀儡師(ヒューゴ)を仲間に迎えた【話術士】のノエル。
クランの頂点・七星(レガリア)を目指す彼は嵐翼の蛇(ワイルドテンペスト)を従え、次々と強力な悪魔(ビースト)を討伐する快進撃を見せていた。
その裏で、『冥獄十王(ヴァリアント)』降臨が迫る中、指揮権を巡り互いに牽制を続ける探索者(シーカー)達だが、ついに均衡が崩れる。
七星の一角・人魚の鎮魂歌(ローレライ)が悪魔を利用した“極秘計画”を発動。計画実現による功績を盾に取り、指揮権を一気に手中に収めんと暗躍する彼らに対し、ノエルは自らの命をも懸けた大胆な策に出るが……?
最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、陰謀と渾沌極まる第3幕!
――そして、もう一人の話術士が目を醒ます。
内容説明
囚われの傀儡師を仲間に迎えた“話術士”のノエル。クランの頂点・七星を目指す彼は嵐翼の蛇を従え、次々と強力な悪魔を討伐する快進撃を見せていた。その裏で、『冥獄十王』降臨が迫る中、指揮権を巡り互いに牽制を続ける探索者達だが、ついに均衡が崩れる。七星の一角・人魚の鎮魂歌が悪魔を利用した“極秘計画”を発動。計画実現による功績を盾に取り、指揮権を一気に手中に収めんと暗躍する彼らに対し、ノエルは自らの命をも懸けた大胆な策に打って出るが…?最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、陰謀と渾沌極まる第3幕!―そして、もう一人の話術士が目を醒ます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
19
★★☆ 前巻から引き続き読んだ今巻だけどう〜ん…展開自体は熱いしかなりのページ数を割いて戦闘シーンを描く等しっかりとファンタジー物語をしている所は好みであったものの、やはりどうしても物語全体に強いご都合主義な雰囲気を感じてしまう所が読後の満足度を薄めてしまっているように思える。今巻に関していうと後半はバトルバトルの連続であったけど、それまで全く登場しなかった技が湯水の如く繰り出され、一つ一つの能力の詳細を説明する文章が挟まれる度にどうしても読み足が悪くなってしまう。また、終盤のとあるキャラクターの弱→2021/09/21
真白優樹
7
ヒューゴを仲間に加え魔王すらも討伐し「嵐翼の蛇」が更に勢いづく中、七星の一つである「人魚の鎮魂歌」が動き出す今巻。―――戦え、例え自らを壊す呪いに手を染めてでも。 ノエル達が着実に力をつける中、自分達より圧倒的に格上のヨハン達と真正面からぶつかり合う事となる今巻。ノエルという芯に頼らずとも、とでも言うかのように彼不在の窮地の中でレオンやアルマが躍動する中、負けじと躊躇いなく禁忌の力に手を染めるノエルが頂点同士の戦いに挑む、更なる黒さとストイックさが見所となる巻である。 次巻も勿論楽しみである。2021/02/26
ふうら
1
だいぶ駆け足。だいぶ無理をして力を手に入れてしまっているので最強になったとしても一瞬で燃え尽きそう2021/10/23
teorai(ショウ)
1
中の上。いよいよ、大きいクランとの戦いになりました。ジョブとしては最弱なのに知略とチートアイテムに頼ってなんとか切り抜けましたね。今回は辛勝という感じで主人公の現状での限界を感じました。次はランクアップもありますが、より強大になる敵とどのように闘うのかが楽しみです。2021/08/01
菊地
1
文字通り命を削って、命をかけて頂点を目指そうとする主人公の想いに魅せられる。2021/04/14