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出版社内容情報
この出会いは致命的(ファンブル)!?
魔導師アグリッピナに窮地を救われたデータマンチ転生者のエーリヒ。
彼はアグリッピナから、妹のエリザが「半妖精」であると告げられる。
そして「半妖精」の悲惨な運命を避ける唯一の道として、契約を結ばないか、と――。
契約により、エリザは弟子として、エーリヒは丁稚としてアグリッピナと帝都の魔導院へ行くことに。
故郷を離れるエーリヒは、マルギットに一つの誓いを捧げるのだった。
一路帝都へ向かう旅路の中、エーリヒの前に現れた妖精。
彼女がもたらす新たな物語の行方は、どうしようもなく致命的……!?
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、待望の第2幕!
内容説明
魔導師アグリッピナに窮地を救われたデータマンチ転生者のエーリヒ。彼はアグリッピナから、妹のエリザが「半妖精」であると告げられる。そして「半妖精」の悲惨な運命を避ける唯一の道として、契約を結ばないか、と―。契約により、エリザは弟子として、エーリヒは丁稚としてアグリッピナと帝都の魔導院へ行くことに。故郷を離れるエーリヒは、マルギットに一つの誓いを捧げるのだった。一路帝都へ向かう旅路の中、エーリヒの前に現れた妖精。彼女がもたらす新たな物語の行方は、どうしようもなく致命的…!?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、待望の第2幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
28
★★★★★前回のセッションのリザルトから。マルギットと別れてしまったのは非常に惜しいが、コズミックホラーの同類のような奴らに魅入られてしまったので、むしろ危険度が上がっているのが私のツボを押さえていて堪らない。また、1つのキャンペーンを最後まで描くかのような構成も非常に刺さった。ミドルやモブとの戦闘は新しいスキルでサクサクと。クライマックスは能力をフル活用して。そして、ビターなラストでキャンペーンが終わる。上質なリプレイを読んでいるかのようだった。2021/01/06
燃え尽きタコ
24
書籍版で追加されたヘルガの話好き。学園編入ってからエリザ、本筋からフェードアウトして日常シーンにしか出なくなったけど、ここで半妖精絡みの話追加するって事はエリザメイン回追加さえるのかな?と期待。いや読んでない冒険者編以降でメイン張ってるかもだけど。2024/02/01
のれん
14
旅立ちから物語りが動き始めてきた感。 マルギットのピアスから妖精の闇墜ちまで、作者の趣味が徐々にヒートアップしているようで楽しめた。 後、今回はアグリッピナだったが今作の地の文で説明されるキャラ語りが妙に面白い。後世の歴史家が淡々と断定するような説明をしながら、今後の展開の布石を置くのは架空戦記系を思い出す。 ラストのIFストーリーもかなり凝っており、作者と編集それぞれの工夫が伝わってくる所も良い。 物語は動いたけど、まだまだドデカいセッションも見えていない。次巻以降の動きが楽しみ。2020/09/06
じお
11
★★★★★ 長命種のアグリッピナから妹が半妖精でありこのままでは実験体にされると聞かされ、彼女からの提案で帝都に向かう事を決めるエーリヒ、彼に待ち受ける宿命は、ジェダイナイトを目指すデータマンチ冒険譚第2巻。面白かったというより非常に好みでしたという感想、「ロードス」「ゴブスレ」なんかもそうですがTRPG畑出身の方とは相性がいいらしく、世界観の情感と雰囲気の表現が素晴らしく上手く、語られる濃密な設定が実に面白いしワクワクします。→2022/05/07
げんごろう
10
今巻も面白かった!魔法を使えるようになって戦いの幅が広がったエーリヒの成長にはワクワクしかありませんね。アグリッピナの腹黒い感じも嫌いじゃないです(笑)これから“キワモノ”ホイホイの彼が帝都でどんな出会いを果たすのか。3巻も凄く楽しみです!2020/09/02