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出版社内容情報
どんなに状況が最悪だとしても――生きている限り、進みつづける。
激動のENDGAME編!!
現実は現実として、受け容れるしかない。
彼女は失われた。
永遠に……。
アラバキア王国遠征軍は多大な犠牲を払ってオルタナ奪還を果たした。
失ったものの大きさに打ちのめされるハルヒロ。
野心を抱く遠征軍のジン・モーギス将軍。生き残った義勇兵団。
謎めいた開かずの塔の住人。様々な勢力の思惑が入り乱れる中、ハルヒロたちは仲間を人質にとられ、危険な任務に就くことに。
目的はなんと、ゴブリンとの同盟!?
苦難続きで打開策を見いだせずにいると、かつて苦楽を共にしながらも道を違えたはずの“あの男”が現れた――!
グリムガルで積み重ねた絆が、再び記憶をなくしたハルヒロたちの力となる。
内容説明
現実は現実として、受け容れるしかない。彼女は失われた。永遠に…。アラバキア王国遠征軍は多大な犠牲を払ってオルタナ奪還を果たした。失ったものの大きさに打ちのめされるハルヒロ。野心を抱く遠征軍のジン・モーギス将軍。生き残った義勇兵団。謎めいた開かずの塔の住人。様々な勢力の思惑が入り乱れる中、ハルヒロたちは仲間を人質にとられ、危険な任務に就くことに。目的はなんと、ゴブリンとの同盟!?苦難続きで打開策を見いだせずにいると、かつて苦楽を共にしながらも道を違えたはずの“あの男”が現れた―!グリムガルで積み重ねた絆が、再び記憶をなくしたハルヒロたちの力となる。激動と再会のENDGAME編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
40
多大な犠牲を払ってオルタナ奪還を果たしたアラバキア王国遠征軍。ハルヒロは失ったものの大きさに打ちのめされる状況で、野心を抱く遠征軍のモーギス将軍にゴブリンとの同盟を命じられる第十六弾。謎めいた開かずの塔の住人や、様々な勢力の思惑が入り乱れる中、人質にとられ同盟を結ぶため新市街に潜入するハルヒロたち。自分たちでは決められないままならない状況に陥って、それを覆すこともできない現実を突きつけられる閉塞感が半端なかったですけど、久方ぶりなランタたちの合流が転機となるのか、これから面白くなる展開を期待したいですね。2020/08/23
まるぼろ
32
さて今巻、オルタナを奪還したもののバルバラ先生の死に打ちひしがれるハルヒロ。モーギス将軍はハルヒロ達に遠征軍への参加を要請してくるが、そんな折シホルが何者かに攫われて…というお話です。まずはランタとユメの合流はめでたい…、と言いたい所ですが、モーギス将軍が文字通りのチートでしたね。そのせいで意気消沈していたハルヒロ達でしたが、ランタの存在は大きかったですね…、ランタのくせにカッコよくなりやがって…w そのシホルのラストでの言動とかオリオンの遠征軍…辺境軍への参加など気になる点は多く、次巻もまた楽しみです。2020/08/14
ツバサ
23
バルバラ先生の件を引きずるハルヒロだが、いつまでも悔やんではいられない。前巻に続き危険な任務や敵に挑まなくなればいけなくなる。遂にランタ、ユメと合流出来たがシホルが… 最終章に入って一段と厳しさが増してきたが、ランタが頼もしいな。救いが欲しいです。2020/11/09
サケ太
19
希望と絶望、それでも諦めなければ先はある。それぞれの思惑。本当の敵は誰だ。チームハルヒロのメンバーの合流は熱い。2020/08/03
げんごろう
18
希望をチラつかせておいて……という感じはこの作品の真骨頂と言うべきか。ほんとハードモードですね。心が全く休まらない(笑)そんな中唯一の救いはあの二人の存在ですかね。いくらウザいと思っていても一緒にいるとなんだかしっくりくる。仲間って大切ですね。2020/08/05