オーバーラップ文庫 最強剣士のＲｅ：スタート〈２〉美少女エルフに転生した剣聖は治癒術師をめざします

津野瀬 文【著】

オーバーラップ（2020/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 250p／高さ 15cm
• 商品コード 9784865546224
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

世界最強の剣士と呼ばれた男・剣聖エステルトから、美少女エルフに転生してしまったメルク。治癒術師をめざしてエルフの里を旅立ったメルクは、手始めに冒険者登録をするためにギルドへ向かう。ところが冒険者になるには前世ではなかった“冒険者試験”を突破しなければならないことが発覚。メルクは他の受験者共々試験に臨むが、待っていたのは急な試験会場の変更―さらに会場に到着する前から正体不明の賊の襲撃、死の病が蔓延る村の救援要請、厄介で強力な魔物に遭遇とトラブルが続発！どうやらこの試験には裏がありそうで…！？元剣聖（♂）現エルフ（♀）の最強“治癒術師見習い”が贈る英雄譚、第２巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しまふくろう]

続けて購入。絵は可愛らしかった。　物語は主人公が生まれ育った村を出て冒険者になる話。あとがきによると打ち切りだそうだが、展開を駆け足にするでもなく、ぶつ切りエンドにする潔さが凄い。続きはwebで、というのも今風で面白かった。　個人的につまらなくはないんだけれど、主人公に何か目的があるでもなく、イベントも特に起きない平穏さがちと退屈だった。

2020/08/16

[真白優樹]

冒険者となるべく冒険者試験を受ける中、試験が予想外の方向へ進んでしまう最終巻。―――急な事態も強敵も何とかします、いつもの事なので。　残念ながら打ち切りとなる今巻は里を出て街へ向かい、新たな人々と出会い試験を受ける巻であり、予想外の事態にもあまり動じず淡々と攻略していくメルクが様々に周りを驚かせていく巻である。最強との出会いと腐れ縁な彼等。冒険者として活躍を始め瞬く間にベテランへ。そんなメルクの今後の時間は久遠にもある、だからこそ何でもできる、これからも。その前途に祝福を。 うん、面白かった。

2020/03/31

[tail]

1巻が売れなかったらしく書籍版打ち切り。前巻まるまる使ってようやく里を出て、今巻は冒険者になるための試験を受けて、清々しい程何にも解決しない打ち切りエンド。いきなり2年後の会話がちょこっとあるだけ。小説家になろうのサイトでは続いてるのでそっちを見てね、的なあとがきが悲しい。結局治癒術たいして使ってないし戦闘も少ない。昔の仲間にも会わない。前巻で主人公のトラウマや治癒術の難しさを描いたり師匠が主人公を弟子に取るまでを回想で長めに描写してたのに。残念。文章力は低くないのに何が駄目だったのか。

2020/03/27