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出版社内容情報
E級勇者VS人類最強
偽り、謀り、騙し、すべてを欺き。あの人類最強を打倒せよ
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、生存率ゼロの廃棄遺跡を脱出したE級勇者の三森灯河(みもりとうか)。
とある街にてミストと再会した灯河は、更なる力を得るため彼女とともにミルズ遺跡の攻略を果たした。
順調かと思われた女神ヴィシスへの復讐の旅路はしかし、ある男の登場によって一変する。
その男こそ、世界最強の黒竜騎士団を統べる“人類最強"シビト・ガートランド。
ヴィシスをして「理外の存在」と言わしめるシビトと相対する時、灯河がとる道は――。
「誰よりも俺は強くなる。あの女神すらをも蹂躙できるほどの力を、得てやる」
偽り。謀り。騙し。すべてを欺く。
絶対最強へと至るE級勇者の逆襲譚、第2幕。
篠崎芳[シノザキカオル]
著・文・その他
KWKM[カワカミ]
イラスト
内容説明
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、生存率ゼロの廃棄遺跡を脱出したE級勇者の三森灯河。とある街にてセラスと再会した灯河は、更なる力を得るため彼女とともにミルズ遺跡の攻略を果たした。順調かと思われた女神ヴィシスへの復讐の旅路はしかし、ある男の登場によって一変する。その男こそ、世界最強の黒竜騎士団を統べる“人類最強”シビト・ガートランド。ヴィシスをして「理外の存在」と言わしめるシビトと相対する時、灯河は―。「誰よりも俺は強くなる。あの女神すらをも蹂躙できるほどの力を、得てやる」かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚、第2幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
21
前例主義で一番評価の低い異世界人を見せしめに廃棄遺跡に送った女神。その評価で高判定を受けた連中がドンドン傲慢になり、それに流されずに独自の価値観で動く少数派の連中。でも、女神からしたら面白くない。そして、廃棄された勇者は遺跡から生還。そこで逃亡中の姫騎士と出会うって感じのストーリー。 姫騎士と少数派の勇者以外はほぼ悪人。主人公は復讐者。どうなっちゃうんだろう?2019/07/14
しぇん
19
一巻でダンジョンを脱出してしまったので、いきなり複数の国との争いにまきこまれそうな雰囲気に。ヒロインともようやく物語として合流しましたが、立ちふさがるのは人類最強と呼ばれる騎士…。レベル高くなりすぎな主人公ですが、これから強敵づ出していくのかが注目ですかね2020/06/07
しまふくろう
19
続けて購入。表紙も挿絵も可愛らしくて大変良い。 物語は人類最強といわれる敵と対決する話。主人公の戦い方が際立って凄い。そりゃあ流れでつい騙されるなあと納得した。2019/05/26
へるぷまん
12
★★★★☆ 元姫騎士との早々の再会、ピギ丸用強化材料入手の為のミルズ遺跡攻略と対“五竜士”の第2巻。2巻にもクズが多いが1巻程不快ではなかった。遺跡攻略でも一国級の“五竜士”でも“人類最強”シビトに対しても、変わらずというか安定の【状態異常スキル】のコンボなので戦闘としては物足りない。“人類最強”をも騙し欺くトーカの演技力は流石。今後の巻では今回新たに得た【状態異常スキル】で戦闘の幅が広がるのを期待。脱出後の復讐者の旅路はまだ始まったばかりだけれど、作品としてどれ位続いてくれるだろうか。2019/10/13
真白優樹
12
更なる力を得る為、再会したセラスと共に遺跡攻略に向かう中、人類最強が立ち塞がる今巻。―――卑怯汚いは正義の戯言。復讐者は復讐者らしく。 人類最強、だが奴は只の人間。復讐の為に突き進む灯河が言葉巧みに罠に嵌め、因縁を発生させておきながら即座に状態異常で叩き潰すという、ダーティーな復讐の危険な魅力がある巻であり、セラスとの再会から更に世界が広がる巻である。級友達に不穏な気配が漂いだし女神の計略が進む中、決意を新たにする灯河。目指す目標に辿り着くのはいつの日か。次の戦いとは。 次巻も勿論楽しみである。2018/12/25