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出版社内容情報
転生した最強王女が我が道を歩む魔術譚!
戦乱の王女として生まれ、最強の魔術師と謳われたレティシエル。
隣国の侵攻によって家族と伴侶を失い、魔術の力を敵国に奪われないため自ら命を手放した──はずが、目を覚ますとそこは見知らぬ天井だった。
情報をかき集めてみると、レティシエルはどうやら別の人間として千年後の世界に転生していたらしい。
しかも家族や周囲の人間、婚約者にすら疎まれている無能令嬢として。
色々と物申したいことがある中、千年後の世界における魔術の術式を目の当たりにし──そのお粗末さに“魔術バカ"のレティシエルはブチ切れた! ?
「この世界の魔術レベル低すぎっっっっ! ! ! 」
常識外れな王女殿下が我が道を突き進む最強魔術譚、開幕!
八ツ橋皓[ヤツハシコウ]
著・文・その他
凪白みと[ナギシロミト]
イラスト
内容説明
王女であり最強の魔術師のレティシエルは、戦争によって命を落とし、千年後の世界へと転生した。彼女は魔力がないため周囲から無能令嬢扱いされるが、レティシエルの“魔術”は使えて拍子抜け。その後学園でレティシエルは、千年後の“魔術”を目の当たりにし―そのお粗末さに激怒した!我慢ならないレティシエルが見せた“魔術”は学園を震撼させ、やがて国王の知るところとなるが、レティシエルは“魔術”の研究に夢中で全く気付かず―!?前世の伴侶によく似た少年・ジークと落ちこぼれの令嬢・ミランダレットを巻き込んで、生まれ変わった王女殿下は我が道を突き進む!常識外れの最強魔術譚、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MERLI
13
乱世の世に生まれた姫君は己の国のため、民のため戦場を駆けていた。しかし抵抗むなしく敵国に敗れ、家族と愛する者を追うように姫は自害する。…が、目覚めたら容姿も環境も何もかも違う別人へと転生していた。戸惑いながらもその日常を過ごすが、周囲の人間からは「無能」「魔力無し」と蔑まれていた。どうやら今生の自分は旗色がとても悪いらしい、そうして元姫君は魔法は使えないが魔術という既に存在していない力を用いて…誰に見せびらかすワケでも無く自分の世界に入り込んで黙々と魔術研究するお話-かな?続きが気になるなぁ。2019/07/10
真白優樹
11
戦乱の時代から千年後に転生した最強の魔術師が、低すぎる魔術理論に堪忍袋の緒が切れ独自の道を突っ走る物語。―――これは魔法ですか、いえ、それ以上の何かです。最強でありそれゆえに魔術バカ。そんな王女が邪魔するものを全部吹き飛ばしながら我が道を疾走するこの物語。この巻単体だけで言うと始まりの巻という事もあってか、どこかのっぺりとした感が否めないが、普通の物語とは違う気配が随所に漂っている為、この気配を膨らませ更に加速させていけば更に面白くなりそうな気配のある巻である。さて、次とは。 次巻も須らく期待である。2018/12/25
ホシナーたかはし
10
過去の王女様が1000年後?の女学生に転生するのは良いけど、元の人格は何処へ行ったのかが気になってしまった。王国側が国宝級の武器を振り回し我儘し放題のクソ王子を、次巻で、罰も拘束も無く放置であれば、物語とはいえさすがにヤバい。全体的に面白いのだけど、次巻はクソ王子が邪魔して、どうしようか迷う。2018/12/24
げいるさん(煩悩)
9
お怒りですよ! 読了2.5h お怒りしていたかと言われれば、そうではないかもしれませんが……(たまに怒ってた) ということで、なろう原作の転生ファンタジー私TUEE系でした。かなり世界観や魔法魔術の設定が細かくなされていて、ファンタジーとしては上出来。学園感も色濃く押し出されていて、王道を往くという感じでした。 なにせヒロインが可愛い。イラストレーターの凪白みと先生のイラストがまあ悶えるほど可愛い!それに負けないヒロインの冷静&ポンコツ具合。2巻からが本番みたいな雰囲気出てましたので、楽しみです。2021/01/14
リク@ぼっち党員
7
戦乱の時代を戦った王女が平和になった世界に転生。しかし転生を果たした現代は魔術が衰え魔法に置き換わっていた。当時の知識と魔術による私TUEEE系作品。ラノベで女主人公は共感しづらいという問題があるけど、この作品は内面の説明が多いし基本シンプルな思考なのでわかりやすかった。テーマも学園+ラブコメでとっかかりやすい。他人に興味はないけど気にかけないわけではないレティシエルの割り切り方が好き。自分はいいけど、友達を馬鹿にされたら怒るところよかった。王子クソすぎるし、妹は謎だけどこの二人の関係も気になる。2018/12/23
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