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内容説明
かつてこの世界を救った戦女神の力を受け継ぐ“舞姫”―国の象徴とも言える二人の少女は新米国王・アルノアの花嫁候補としてアルトス国に会していた。帝国軍との戦いから数日、エシャンテ国滅亡の事実確認や、帝国軍の動向を探り始めていたアルは、うやむやになっていた先代の隠し事「魔王」についてリリシアを問い詰める事に。「再封印の仕方。知りたいですか?」観念したかのように、淫魔の少女は主である魔王の封印の状況を話しだす。リリシアが言うには魔王の再封印には七人の舞姫の協力が必要で、その全員と“神への反逆”をしなければならず…!?ノンストップに花嫁穢す、究極過激な救国戦記、第弐幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
17
エシャンテを滅ぼした帝国のギルに騙されアルを狙う亡国の王子カノンが来襲し、カノンの友人であるフィーナがアルとともにカノンの元に向かう第二弾。魔王封印のために七人の舞姫と【神への反逆】をする必要性を知ったアルが、掴みどころのないフィーナを意識しながらのふたり旅。ストーリーとしては良くも悪くも意外性のない王道展開でしたが、騙されやすい単純でドジっ子なカノンはまあ予想通りの正体でしたね(苦笑)セシリアの度を過ぎたシスコンぶりやツンデレなシャロンも相変わらずで、軽く読む分にはなかなか楽しめました。次巻にも期待。 2016/03/25
ナカショー
14
面白かったけど、どこが面白かったのかあげろと言われると困る作品。ヒロイン達のキャラは相変わらずたってたのでそこは良かったです。個人的に出て来るキャラのセリフに!マークを使い過ぎてるのが少し気になったり。2016/10/08
KUWAGATA
7
なんというか、相変わらず何もかもが微妙な作品。悪くはないのだが、いいところを挙げよと言われたら悩み倒してしまう。そしてなんといってもこういう作品が、とにかく感想を書きにくいのである笑 まあ、フィーナはちょっとかわいいかな。ちなみにカノンの正体については、最初からほぼバレバレであるにもかかわらず、小出しで伏線っぽい描写がところどころに挿入されているのは、ちょっと苦笑を禁じえませんでした笑2016/05/20
真白優樹
6
襲来してきた亡国の王子を説得するため舞姫と説得に出向く今巻。―――踊らされる舞姫を救え。というか今回新たに出た舞姫のカノンは単純すぎというか突っ走るタイプすぎるというか。周りにちゃんと忠臣がいたんだからきちんと止めなくては。それはともかく今回も王道ど真ん中の物語であり、無口な姫君を意識しながら段々と心が近づいていき最後は大軍相手に無双をかます展開となっている。さて、今回押しかけてきたヒロインも含め追加となった訳だが魔王の周りの正妻を巡る戦争は益々激化していきそうであり楽しみである。 次巻も楽しみである。2016/03/28
ツバサ
5
着々と舞姫達を攻略していくアル。今回はフィーナと新キャラのカノンを堕とす、展開に捻りはないが軽く読めて良い。最後のカノン陥落時の展開的にカノンのセリフが「これがアタシの…白液よ!」に見えて目が壊れたかと思いましたよ。ハイ。2016/03/28