- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > オーバーラップ文庫
内容説明
国立東京多磨大学附属中学・高等学校。通称『たまふ』。この高校では「特別進学科」に超能力者が集められ、国家が管理しているという噂があった。オレは、そんな都市伝説を確かめるために、この学校に入学した。このことはオレの人生にとってすごく重要なことだと思っているのだ。だが、調査を始めたオレはある女子生徒と知り合うことになる。「き、君には…。オレが見えてる…の?」「見えるわよ。…透明人間さん!」普通じゃない能力を持った少年少女達による、超能力スクールライフが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
6
ものすごく面白かった。良くも悪くもラノベの主人公はモテるものと相場が決まっていますが、なぜそこまでモテるのかというのが今ひとつ伝わってこない作品も少なくない中、本作の主人公はとにかく女性の扱いが上手い上にそれがまったく嫌味でないので、これはモテて当然だわというのが実に良かったです。もちろん女性キャラも魅力的に描かれていますが、主人公をここまで丁寧に描写している作品はなかなかないので、この点だけでも手に取る価値は十二分にありますね。挿絵も素晴らしく総合的な完成度がかなり高いおすすめの作品。続きが楽しみです。2015/01/28
ホシナーたかはし
6
普段のラノベのカバーイラストなら全開の笑顔に対し、本作は片目をすがめて?いるところに惹かれて購入、読んだらふつう。限定付超能力でどのように事件を起こすのか、どう解いていくかを推理していく学園もの、かとおもいきや校則で禁止されてるバトルに結局突入するところと短期間でヒロインたちがちょろインに、特に麻衣子がやきもち焼きになってるところがきになる。主人公が優柔不断ではなく、すけべで嘘つきというところが気に入ってます。ギャルゲやエロゲのシナリオ向き。個人的には冴子押しですが、正直次迷う。2015/01/28
猫殿宰相
5
モテる主人公だけどsの理由付けがきっちりしてるので悪くない。女の子の方も都合が良すぎないけどリアルすぎるという事もないという塩梅が意外と新鮮に感じない事もなく魅力的かと。問題があるとすれば物語としてはどこに行くの?みたいな感じですかね。2015/02/02
サエズリ割津
5
多磨大学附属中学高等学校の「特別進学科」は国家的に超能力者を集め管理しているという噂の真偽を確かめるため、同校に入学した透明になれる超能力を持った主人公の相葉隆臣。透視能力者の藤澤麻衣子、サイコメトラーの早川冴子が抱えた問題を隆臣が解決する話。主人公はスケベで軽薄な感じだけど、それが嫌味でなく、女子をちゃんとエスコートしているので、モテるのも当然だなと。それと決めるところはかっちり決めるところがよかった。あとイラストがすごくいいです。2015/02/01
デフォー
4
初対面でスカートを捲ったりしないと思うの。主人公とヒロインが戦闘用の能力ではなく、相手が戦闘用の能力をいかに封じて倒すのが面白いです。うさぎちゃんと小山さんは2巻以降ですね2015/02/27
-
- 和書
- クラシック・マジック事典