出版社内容情報
さわやかに描かれる海とのみずみずしい出会い
うみはすいへいせんまで ずーっと みずなんだ。
すいへいせんの むこうは、くもの くにさ。
女の子は、初めて海へ行きました。
砂浜には海の家、色とりどりのパラソル。
足をくすぐる波。
そして、お兄ちゃんが言ったとおり、水平線から真っ白な雲がのぞいています。
お兄ちゃんと浮き輪を並べて海に浮かんでいると、雲は次第に形を変えていきました。
そして…
海で過ごした特別な時間が、臨場感を持って伝わってくるおはなし。
さまざまに表情を変える海の景色も魅力です。
【目次】
内容説明
わたし、あしたうみにいくの。ハートのうきぶくろと、オレンジのぼうしと、ポケットのついたみずぎをもって。初めて体験する海を臨場感たっぷりに描く、夏の絵本。
著者等紹介
山下明生[ヤマシタハルオ]
1937年東京生まれ。瀬戸内海で幼少年期を送る。京都大学仏文科卒業。海育ちの海好きで、海を舞台にした作品が多い。『海のしろうま』(理論社)で野間児童文芸新人賞、『はんぶんちょうだい』(小学館)で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん賞、『海のコウモリ』(理論社)で赤い鳥文学賞、『カモメの家』(理論社)で路傍の石文学賞を受賞。絵本の翻訳でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
初めての海に心躍らせるわたし。キラキラ光る波頭。水平線の果てなさ。大きな海の魅力の全てがわたしを包み込む。お兄ちゃんと泳いだ海。夏の光が満ち満ちて、太陽の熱が刺すように降り注いで、浜辺の眩しさ、潮の匂い。全てが夏!突然の夕立もいい思い出。初めての海の強烈な印象をきっとわたしはずっとずっと忘れない。2025/08/02
kokotwin
1
夏だぁ。初めて海で泳ぐワクワク感伝わるなぁ。水平線に入道雲。ほんと楽しそう。2025/07/24
たくさん
0
海のわくわく感。雨の怖さ海の家の雰囲気帰ってきてからの思い出し。その生みの要素がとても詰まった絵本。どのページも海を恋焦がれる感じになるなあ。2025/08/06
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