出版社内容情報
『あなふさぎのジグモンタ』に待望の新刊が登場!
ジグモのジグモンタは、糸を繰り出してなんでも繕う「あなふさぎや」さん。
船で旅行中も、乗客や乗員の服や持ち物を次々に直してあげました。
ところが大変!
トビウオがぶつかって帆に穴が開き、船が動かなくなってしまったのです。
さっそく修理を始めたジグモンタ。
でも穴が大きすぎて糸が足りません。
嵐も近づいてきて…
すると、乗客たちが直してもらった服を持ち寄ってきました。
そして、みんなで協力してつなぎ合わせていきます!
担当編集者より
今回、とみながさんが作品のテーマにされたのは「みんなでひとつのものを作りあげる喜び」です。たかおさんが、さまざまな画材を使って描いた絵を、さらにコラージュで仕上げた大迫力の画面もお楽しみください。
内容説明
「そのあな、ふさいでもよいでしょうか?」大きなあながあいたなら、みんなで力をあわせよう。
著者等紹介
とみながまい[トミナガマイ]
東京都生まれ。多摩美術大学芸術学科卒業。CM、アニメーション、映画などの監督をする。Eテレ「シャキーン!」のアートディレクター
たかおゆうこ[タカオユウコ]
東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
25
「あなふさぎのジグモンタ」の第2弾です。 船旅をするジグモンタは、同じ船の乗客の衣服や持ち物の穴を次々と塞いでいきます。 貼り絵で描かれた、乗客や風景がくっきりとしていて、気持ちの良い絵本です。 船の帆に開いた大きな穴は、ジグモンタも塞ぎきれませんが、ジグモンタに服を修繕してもらったみ んなが、持ち寄った衣服や布による巨大なパッチワークが見事でした。 みんなの助け合いも、おれい返しのようなものですね。2024/09/03
anne@灯れ松明の火
24
新着棚で。「あなふさぎのジグモンタ」続編。地蜘蛛のジグモンタは、穴ふさぎの名人。穴のあいた服などをオシャレに生まれ変わらせる。従姉妹に会いに、船旅をするジグモンタ。そこでも、腕をふるって、皆を驚かせる。そんな時、トビウオが船の帆に大きな穴を開けてしまって……。「たかおゆうこ さんのコラージュをふんだんに使った絵が素晴らしい。大切なことに気づけて、良かったね♪2024/09/20
Cinejazz
14
〝ジグモの<ジグモンタ>は、「穴があく前よりも素敵な洋服になる」と評判の穴ふさぎ屋さんです。ある日ジグモンタは、従妹の<ジグモンティ-ヌ>に赤ちゃんが生まれたので、船に乗って出かけていきました・・・。ジグモンタは、海を眺めながら、乗客の服や持ち物にあいた穴を次々に直してあげて喜ばれました。ところが大変❢ トビウオが帆ぶつかって穴が開いて、船が動かなくなってしまったのです❢・・・。さっそく修理を始めたジグモンタ。でも、穴が大きすぎて糸が足らなくなり、嵐も近づいてきて…〟みんなで協力して、ひとつのものを作り↓2025/03/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
あなふさぎのジグモンタシリーズ第2弾。休暇中なのに、みんなのためにお仕事をしてしまうジグモンタ。持ちつ持たれつな関係、そして良いことをしたら自分に返ってくる!2024/08/21
タンタン
9
カラフルですてきなイラスト。虫がたくさん出てくるけどこわくない。船旅の途中、マストにあいてしまった大きな穴。最初はジグモンティ一人で修理しているが、糸がなくなって、それからみんなでふさいだ助かる。2024/07/31