出版社内容情報
原料のカカオから板チョコレートができるまでを、豊富な写真としかけ画面を使いながら、順を追ってみていきます。原料が変化して食べ物になるふしぎ、そして社会の仕事にも目が向く絵本です。
内容説明
口に入れれば、とろりと甘いチョコレート!おいしいチョコレートは、どんなふうにできるのでしょう?知ってるようで知らない、チョコレートのあれこれを追った1冊です。幼児~小学校低学年向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
37
今年の読書感想文、小学校低学年の部課題図書。チョコレートに使うカカオってあの外側の果肉?部分を使うと思っていたので、大人のわたしでも「へえー!」と思いながら楽しく読みました^^チョコレートができあがっていく過程がワクワクします♪登場人物に共感するとかではないから、読書感想文としては書きにくそうな気がするなあ…2024/06/14
Totsuka Yoshihide
33
ダンデライオン・チョコレート・ジャパン監修、(2023)、『しぜんに タッチ!どうやって できるの?チョコレート』、ひさかたチャイルド。第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校低学年の部)。カカオの実の中がどうなっているのかがわかり面白い。からくり絵本仕立てになっている。。個人的には「メランジング」の工程写真が好きです。チョコの滑らかさに食べたくなりました。2025/04/02
chiaki
33
2024年低学年課題図書。実物大のカカオの実にびっくり!もっと小さいのを想像してたし、中には20~50粒もの種(カカオ豆)がびっしりで驚きでした。原産地での丁寧な手入れと海上輸送を経て、製造工場で選別、焙煎されて、ながーーい工程の後にやっと!私たちの知っているチョコレートの香りや味に近づいてくるんですね。そこに砂糖を加えてすりつぶす作業のなんと時間のかかること。何気に食べてる大好きなチョコがこんなにも手間暇かけられていたとは!2024/05/28
月の実
24
図書館本。チョコレートはどうやってできるのかを教えてくれる絵本。カカオの実の大きさや中身が写真で分かりやすく載っていて、カカオからチョコレートを作る過程も写真を使い、シンプルな文章で説明してくれています。ページ数は短いながらたくさんの写真が載っていて、素晴らしかった。2024/09/22
にたいも
22
カカオの実がなる様子や中の種の様子、現地の人が働く様子も見ることができる。〈なんと みっかも たったよ!〉甘くなめらかにするために、じっくりすりつぶすことに驚いた。個人のチョコレートやさん?の笑顔がすてき。写真がきれいで、今にもいい香りがしてきそう。わくわくする写真絵本。読書感想文コンクール2024#NetGalley2024/05/24