出版社内容情報
カヤネズミの家族は、服やおもちゃを買って、食事をして、ミュージカルを見て……。みんな、どこで何をしてるの? 隅々まで描きこまれた絵の中には、子どもたちの夢が満載。切り抜きの窓から建物の中が見えるしかけもあります。探し絵を楽しみながら、さまざまな物語を読み取ることができます。
内容説明
かやねずみのこどもたちが、まちへかぞくとおでかけです。ようふくやさんへいって…おもちゃやさんへいって…おいしいしょくじをして、さあそのつぎは…?
著者等紹介
かさいまり[カサイマリ]
北海道生まれ。絵本作家。小樽女子短期大学英文科卒業。北海道芸術デザイン専門学校卒業。子どもの心のゆれを題材としたお話作りを続け、全国で講演を行っている。小学校の国語、道徳の教科書に、数点の絵本が掲載されている。作品に『ムカッやきもちやいた』(くもん出版 児童文芸幼年文学賞)、『くれよんがおれたとき』(くもん出版 日本児童ペン賞絵本賞)、『はあちゃんのおなか』(好学社 けんぶち絵本の里大賞アルパカ賞)、『とくべつないちにち』(ひさかたチャイルド タイ・ブックスタート アワード賞)など多数。日本児童出版美術家連盟会員。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
かやねずみの家族の一日は、買い物をしたり食事をしたり、観劇したりと盛りだくさんなステキな一日でした。 きめ細かい絵の中で、探しものをしたり、盛り込まれた絵を楽しんだりと、凝縮された絵本ですね。 盛り込みいっぱいのお陰で、絵が非常に細かいので、見返せば色々と新しい気付きがありますが、少々目がつかれました。2023/12/01
anne@灯れ松明の火
16
新着棚で。かさいさん、大好き♪ カヤネズミの家族がお出かけ。買物をしたり、外食したり……。穴あき、観音開きの仕掛けあり、探し絵もありで、いろんな形で楽しめる一冊。袖に、「とくべつな いちにち」というのが先に出ているとあった。続編なんだ! これは読まなくては。……と探したら、貸出中。2023/01/29
遠い日
8
かやねずみ一家の「いちにち」シリーズ2。今度はすてきな1日を細やかに描きます。小さな穴あきのしかけや伸びるページのしかけも愛らしくて見ごたえがあります。町へお出かけ。わくわくする買い物に、おいしい食事。そして、お楽しみはミュージカルの観劇。心弾ませる歌と劇に子どもたちも夢中です。とにかく、かさいまりさんのかわいらしい絵に釘付け。隅々まで見て楽しみました。2023/02/09
biba
4
可愛らしい絵本。親子で大好きになり、ネズミさんたちと一緒に服やおもちゃを選んで楽しみました。2023/02/25
めめ
2
絵が細かく描かれていて、眺めていて楽しい。綺麗な絵。なぞなぞが付いていたり、窓が開いていて、どんな風になっているのか楽しみな仕掛けのある絵本。カヤネズミの家族が、買い物に行ったりレストランで食事したりするお話。最後のミュージカルも良かったです。ちょっとだけスキャリーおじさんの絵本を思い出しました。2023/10/31