出版社内容情報
森の中にひっそりと温泉が湧いています。そこに白いウサギが飛び込むとお湯が白くなり、サルが入ると茶色に、カラスが入ると真っ黒になりました。いろいろな動物やお日様までが入ってきて、お湯はカラフル。すると、お湯がぐらぐら、ざばざば。中から現れたのは巨大なカメレオンで、その色は……?
内容説明
お湯の色が変わる!?楽しい言葉遊びが散りばめられた温泉絵本!
著者等紹介
林木林[ハヤシキリン]
詩人、絵本作家、作詞家。詩情あふれる独自の視点で多彩な作品を手がける。『ひだまり』(光村教育図書)で産経児童出版文化賞産経新聞社賞、『みどりのほし』(童心社)で児童ペン賞絵本賞を受賞
喜湯本のづみ[キユモトノズミ]
1977年大阪府出身、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れもんママ
8
図書館本。次女(4歳)が選んだ絵本。森の中にある温泉。白いうさぎが入ってみると、お湯が真っ白に!次にやってきたサルの家族が入ってみると、今度は茶色に!次々と色が変わる温泉のひみつは…。。長女(5歳)は金色の温泉が、次女は虹色の温泉がお気に入り。「こんなお風呂に入りたーい!」って言われたけど、金色も虹色も難しいわ!2025/05/02
けいねこ
8
この発想はなかったなぁ。次はどんなお湯になるのか、繰り返しの部分にはさほど意外性はないのだけれど、でも、おかしい。その上、あのお方も入りにくるとは。笑ってあったまってください。2022/02/19
遠い日
7
え〜?どうなってるの〜?温泉に入る者によって、湯の色が次々変わるおかしな温泉。動物たちがあったまっては出て行く。どんどんやってくる動物たちがいっぺんに入ったら、あらららら!やっぱり、え〜!?でしたが、なんか気持ちよくなりました。2022/02/19
読書国の仮住まい
5
森の中にひっそりと湧く温泉。 白いウサギが見つけます。 ちゃぴょんと浸かるとあれ白くなった。 そこへお猿の家族がやって来てとぷん。 あっ茶色くなったわ。 お次はカラスちゃっぱん。 あれ黒いお湯だったっけ? ヒョウに追われたシマウマが隠れようとどっぽーん。 たちまちしま模様に。 さらにヒョウがざっぽおおーん。 シマウマはどこだ? それを見ていた太陽も入りたいよう。 た〜ぷ〜んと入ると金色の湯。 それを発見したいろんな動物が一斉に浸かります。 七色のお湯に早変わり。 するとくすぐったいよと、巨大なカメレオン!2023/10/10
moco
5
【5歳0カ月】 入浴した動物たちの色に変わる温泉の湯。次に入りにくる動物や気持ちよさそうに出ていく動物たちの様子がさり気なさく描かれています。入浴後のおひさまのお飲み物は王道の瓶入り牛乳!あー、温泉行きたい!!娘の感想は予想通りの「おもしろい」でした。2022/04/24