出版社内容情報
夕方、よっちゃんはおじいちゃんと散歩に出かけました。だんだん家が遠くなると、あたりはだんだん草ぼうぼう。空はだんだん夜の色。だんだんだんだん暗くなり、そして出会ったのは……。草むらのバッタやカマキリ、空にはコウモリ。田んぼから聞こえるカエルの鳴き声。自然の営みと、それらに出会えた驚き、喜びを版画で臨場感豊かに伝えています。
内容説明
よっちゃん、きょうはおじいちゃんとよるのおさんぽ。あたりはだんだんくさぼうぼう。そらはだんだんよるのいろ。とうちゃくしたのはまっくらなたんぼ。そこでよっちゃんがであったのは…?
著者等紹介
たけがみたえ[タケガミタエ]
1986年東京都生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。2007年に長野で牛にかこまれたときの衝撃から、生き物と目があった瞬間の「見たら見られた」をテーマに木版画を制作している。個展、グループ展での発表も多数。2017年『マンボウひまな日』(絵本館)で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
24
新着棚で。たけがみさんに惹かれて。よっちゃんは、おじいちゃんと夜のお散歩。夜っていうだけで、いつもとは違うものが見えそうで、ドキドキするね。だんだんだんだん色が変わる空。だんだんだんだん、何が見えるかな? 味のある木版画が素敵。読むなら、今、6月!2021/06/08
うとうと
13
よっちゃんはおじいちゃんと夜のおさんぽ。空がだんだん暗くなり、草むらにバッタ、田んぼではかえるが鳴き始め、それが静まるとほたるが飛び。。/日が長いから、だんだんと訪れる夏の夜。懐かしいような風景が版画で描かれる。よっちゃんとおじいちゃんの表情がいい。ほたるが映って、よっちゃんの瞳はキラキラ。よっちゃん、最後はおじいちゃんの背中でしあわせな帰り道だね。2022/08/29
mntmt
12
エネルギーを感じる絵。とても良いです。2021/07/29
こまさん
3
よっちゃんはおじいちゃんと夜のお散歩。薄暗闇の中で、いろんな発見があり、木版画がその様子をイキイキと映し出してくれる( ◠‿◠ )2022/05/18
nago
2
初夏におすすめ。おじいちゃんとの夜のおさんぽ、いい時間だね。2023/03/31