内容説明
だれかが、今日もこの空を見あげている。驚くほど美しい。全ページに型抜きしかけ。広い世界を感じる絵本。
著者等紹介
テッケントラップ,ブリッタ[テッケントラップ,ブリッタ] [Teckentrup,Britta]
ドイツ・ハンブルク生まれ。ロンドンのセントマーティンズ・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。夫と息子とベルリンで暮らしている
木坂涼[キサカリョウ]
詩人、児童文学作家、翻訳家。詩集、エッセイ集、創作絵本の執筆のほか、絵本の翻訳も多数手がけている。詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
65
読み友さんの影響で、空を見上げる事が多くなりました。そして、思うようになった事の一つが「同じ この 空の 下で 皆んなが 生きているってことを ここでも 遠くでも」。この世界はみんなのものなんだってこと。2019/12/26
鴨ミール
45
切り抜いた部分が次のページに繋がって面白いですね。仕掛けとしてないちいさい子ども向けもしれませんが、内容は高学年のほうがいいかなぁ?と思ってます。2022/11/12
anne@灯れ松明の火
44
以前、読み聞かせ講習会でチラッと見せてもらい、気になっていた。隣市で予約して、読めた。キツネも、ネコも、トリも、サカナも、それぞれの場所で、生きている。その場所の上には、空がある。空は続いている。みんな、同じ空の下で一緒に生きているんだ。人も同じ……。美しく、大切な人に贈りたくなる。穴あき仕掛け絵本で、仕掛けがとても効果的。ただ、図書館の本は破れないよう、穴にフィルムが貼ってあり、ページの一部の色が変わってしまい、残念。2:452020/06/10
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
44
雲やハートの切り抜きから、同じ言葉を次ページへと繋がっている。淡々としていた文章だが、同じ空の下で、同じ空を眺めて過ごしているんだなあ~。空の偉大さを感じました。2018/04/29
れっつ
34
ずっと読みたかった。ついに読めた。とてもとても素敵だった…。表紙と、1ページごとに、絵にちなんだいろんな形の窓が開いてて、そこに前後のページの言葉が現れて、お話が語られてゆく。タイトルから想像できるように、今この同じときを生きていることへの思い、シンプルで真っ直ぐな、温かくて強いメッセージが、優しく美しい絵とに彩られて、読む人の心に届く。ブリッタ・テッケントラップの『いのちの木』と、この『おなじそらのしたで』は、いつもそばにいて欲しいし、大切な人にも贈りたい。そんな絵本です。2019/12/06
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