出版社内容情報
りんごが収穫されるまでの畑の様子を、農家の仕事を交えて写真で紹介。りんごの生長を通して、自然の恵みや食に対する思いが伝わる。
【著者紹介】
青森県十和田市生まれ。1966年フリーの写真家となる。以後、ネイチャー・フォトの分野で幅広く作品を発表し続けている。 日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員、日本セミの会会員、日本冬虫夏草の会会員。著書に『日本野鳥記』『ツバメのくらし』『カラスのくらし』(以上、あかね書房)『日本の野鳥』(旺文社)、『日本フィールド博物記』『図鑑きのこ』(以上、小学館)、等多数。
内容説明
豊かな自然の中で、太陽の光をたくさん浴びて、りんごはすくすく生長します。少しずつ赤く、大きくなっていく様子を、ていねいに写真で追った一冊です。幼児~小学校低学年向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
97
現実のリンゴの木はこれほどまでたわわに実るものかとびっくりしながら読んだ。そして、リンゴ農家の方の忙しさも印象に残った。花粉をつけ、花を摘み、実になるリンゴを徹底的に絞り込んでいく。実が大きくなったらなったで、葉を取って日光を当てやすくし、銀色のシートを地面に敷いて、日光を反射させ、リンゴ全体が赤くなるようにする。収穫も一つ一つ手作業。本当に手間のかかったリンゴなんだなあと、ありがたくいただきたい。娘は「りんごがりいきたい!」と言い始めた。残念ながら、シーズンは12月始めで終了とのこと。残念無念また来年。2015/12/20
mikipon
14
3年1組、朝読書の時間の2冊目。もちろんみんなリンゴは食べたことがあるけど、木になっている所は土地柄見たことはなし。というわけで、りんご農家の一年を見る。リンゴの花は、「かわいい~」の声多数。摘花や摘果のことをあまり知らなかったようで、へ~~っと言いながら見ました。2015/10/08
遠い日
6
りんごは大好きな果物だが、改めてりんご農家の方々の仕事の濃やかさを見ると、感謝の念に堪えません。手作業の多さ、絶えずりんごの世話をして、美味しい大きな実を生らせる努力。有難くいただこう。2017/02/20
y.ookura
5
4歳。いつもおいしく食べているりんごが、どんな風にできるのかわかったかな。農家さんに感謝ですね。りんごの花、とっても綺麗。娘は受粉作業に興味を持ったみたいです。2015/11/05
2時ママ
4
次女 5歳 独り読み。2015/10/08