木曽伊予守義昌―武田、織田、徳川、豊臣と主を変え、木曽谷の領地を守ろうとした木曽義昌の一代記

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865481051
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

目次

1 木曽氏の由緒
2 木曽義昌登場
3 武田氏の滅亡
4 天正壬午の乱
5 徳川方に属す
6 秀吉に属す
7 再び、徳川に属す
8 下総へ移封
9 網戸時代の義昌
10 義昌、没す
11 木曽家の改易
12 義昌の家族

著者等紹介

志村平治[シムラヘイジ]
昭和26年、長野県中野市に生まれる。長野郷土史研究会、歴史研究会(全国歴史研究会)、日本古城友の会、信濃名族研究会等の委員・理事他で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

6
武田信玄の娘婿木曽義昌について。いち早く武田勝頼を見限り織田についたこともあり、信長に評価され、木曽に加えて松本近辺も与えられる。信長死後は小笠原貞慶に深志城取られて、取り戻すために徳川に付いたら、その後貞慶も徳川につき、奪回するために小牧長久手で羽柴に付いたら、また貞慶も羽柴について結局取り戻せないという可哀想な人物。最終的に徳川麾下になり関東移封により木曽も取られちゃう始末。スポット当たらないところにいるので全然知りませんでした。こんなマイナー人物もまとめてくれる地元史家に感謝。2021/07/27

フランソワーズ

3
武田氏滅亡〜本能寺の変、小牧長久手の戦い、そして小田原北条氏征伐まで続く東国の争乱、特に天正壬午の乱では武田氏の領国をめぐって、北条氏・徳川氏・上杉氏といった周辺大名が草刈り場的に侵攻しましたが、国衆もまた独自の動きを見せ、時にそれら大国を翻弄しました。有名どころでは真田氏ですが、木曽義昌も勢力拡大・生き残りをかけて、権謀術数を駆使しました。その動向を詳細に追っている本書、改めて戦国武将のヴィヴィッドな生き様に魅せられました。2021/09/13

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