感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa
21
「乙嫁語り」の非公式・考察本。非公式だが、真面目に丁寧、背景となる国、中央アジアの衣食住を紹介してある本。本編7巻までのネタバレも含むので、未読の方は注意が必要。装丁が原作と似てるので、公式と思ってしまうところはあるけれど、きちんと中に明記や注意書きもある。内容的には、掘り下げ感は優しめで読みやすい。本編が好きな私としては、ストーリーを追いながらの国の背景紹介は、おさらい的な感じで楽しめた。既に9巻まで発刊しているので、あれこれとその後の展開を思いながら読むのもいい。副読本の一つとして、十分参考になった。2017/03/26
椿
12
「乙嫁語り」の非公式考察・副読本とは知らずに、7巻と一緒に購入。非公式なのか〜失敗したかな〜と思ったけど、読んでみたら面白かった。今まで気付かなかった、細かいことが書いてあって興味深い。これを片手に、一巻から読み返したいなぁ。2015/02/17
aisu
9
衣食住、面白かった。もう少し地図が欲しかったかも。2015/03/04
mayama@読書生活自由型
5
乙嫁のおさらいと補完。中央アジア、アジアと一口に言っても広いのね~。生活も風習も本当に様々。積み重なってきた歴史があって、その場所に生きる人々がいる。考え方も価値観も、毎日食べているものも全く違う。でも生活と人生の悲喜こもごもはいつの時代も変わらない。双子のライラとレイリが暮らすアラル海がその後20世紀最大の環境破壊によって漁業は廃業を余儀なくされる・・とか、ロシアとイギリスの覇権争いとかその後の激動を知っている目で見ると何だかやるせないなあ。2015/04/26
あ
5
1巻から7巻までを踏襲するように進みながら、本編ではさらりと流されてきた各項目をピックアップし、短めの文章で補足説明した副読本。資料としては物足りない。非公式と知らず購入。だってあの装丁だよ? うっかり騙されたorz2015/03/21