内容説明
私性と遊戯を追い求めた40年。深瀬昌久、待望の集大成。
目次
北海道
東京1952‐1954
豚を殺せ
カラー・アプローチ
松原団地と新宿
遊戯‐A PLAY‐
家族・I
組立暗箱を担いで
烏1976
サスケ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PEN-F
38
森山大道や東松照明らと共に日本の写真界を世界に認めさせた孤高の写真家「深瀬昌久」の集大成とも言える傑作の中の傑作。深い闇、狂気の影、観るものを漆黒の世界へと引き摺り込むかのような畏怖の力。闇と影とを支配する異能の写真家の全貌が今ここに!2023/04/17
チェアー
13
これはすごい写真集。深瀬の一生を追体験できる。彼の写真の中心には家族があったんだなと思う。家族になりたいのになれない、家族であったのにもうそうではない。そのさびしさかすべての写真に含まれているような気がする。「洋子」が収録されていない点も象徴的だ。傑作。2019/03/05
ぱーこ
0
見るのに何時間もかかる内容の濃い本。 衝撃的で楽しかった。2021/06/30