内容説明
どこにでもいる普通の高校生たちへ向けて被写体募集をかけ、その日限りのデタラメな制服をこしらえ、卒業アルバムには載らない卒業写真を撮る。現役の高校生たちとの作品づくり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ruki5894
11
女子高生って…エロい…。ジャージを着ていても、首にタオルを巻いていても。素顔であればあるほど。多分、おそらく、命のキラキラがそこかしこから滲み出ているからかな。その一瞬の輝きは愛おしくて、せつなくて、哀しくて、可愛らしくて、なんか…泣けてくる。私も遠い昔は女子高生でした。2017/02/10
Te Quitor
8
「卒業アルバムには載らない卒業写真を提出しなさい」女子高生18組に自分の世界を聞き出し、デタラメな制服を着せた独創卒業写真を撮影。丸一日かけて丁寧に撮影したらしい。卒業アルバムには載らない「卒業写真」という言葉の響きだけでも心惹かれるものがあるなぁ。こういう企画が全国レベル、否、世界レベルで行われたら面白そう。そうなれば学校が楽しくて仕方のない場所に変化していくかもしれないよ。特別な時期に撮った特別な写真は大切な財産になるだろうね。微笑ましい作品だった。2014/11/15
ココアにんにく
4
切り取り方にはじけた「生」をスッゴく感じます。「なま」で「いきいき」。学校の卒業写真が高校生活の記録なら、本書は校則の外の10代の記録。無意味に楽しんで笑い転げたり、変なところに真面目過ぎたり、独自の世界に浸ったり。卒業アルバム製作委員の時にこの本があったなら(出会えたなら)、現役学生に教えてあげたい!2018/05/13
たくさん
1
この卒業写真の個人のが結構レベルが高いように感じる。それぞれについての解説も書いてあって、思い入れも感じられる。企画をして他愛もないこと楽しみたいなと思った本でした。2015/12/21
かみのけモツレク
1
どこを開いても何を読んでもかわいい2014/07/16