内容説明
3.11の津波で流された家族写真を、持ち主の手もとに返そうとした活動の記録。人が生きていくのに必要な写真の力。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fengui
2
「何かを記憶したい」という気持ちで撮影される写真たち。 3.11のあの日までは誰かが大切にしまっていた写真たちのその変遷。 洗浄されて無事に持ち主に戻ったものもあれば、もはや何が写っていたのかさえ分からない写真たち。分からない写真たちは日本を、世界に展示され、何を訴えるのだろう。 「写真」について考えさせられる作品でした。2014/07/22
2
戻ることの象徴でもあり、戻らないことの象徴でもあり……。2014/04/22
くふくふ
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幅さんの本にあったので、図書館リクエスト。毎年3月は、震災と向き合うので今年はこれに決定。震災で傷んだ写真を修復して持ち主に返す活動だけでなく、世界各国で展示し人々に何かを残す活動も。写真はデータに残しアルバム保存はしなくなったが、昭和世代の古い写真が手元に戻れば、たとえ状態が悪くてもうれしいな。クラウド、、考えてみるか。。2015/03/30