内容説明
伊藤整との運命の出会い、運命の転回!!左川ちかは北海道が生んだ不世出の詩人であり、翻訳家であった。1936年(昭和11年)24歳の若さで夭折したが、J・ジョイス『室楽』の本邦初翻訳に挑戦し、わが国散文詩の黎明を告げる金声玉振を放った。
目次
1 評伝・評論(黒い天鵞絨の天使―左川ちか小伝(小松/英子)
詩人の誕生(富岡/多惠子)
埋もれ詩の焔ら―華麗なる回想・左川ちか(江間/章子) ほか)
2 同時代評・追悼・回想(同時代評;追悼;回想他)
3 研究史・年譜(左川ちか一〇〇年の物語―解説に代えて(島田龍)
左川ちか略年譜(島田龍))