目次
第1部(こんな足だけど、いろんなところに行ってみたいのさ;僕の原点―「酔っ払い事件」;自立生活に行きつくまで;光明養護学校;卒業してから ほか)
第2部(僕自身の闘い;介助者とのつきあい、介助体制をどうつくっていくのか?;移動時間削減の経緯;「鈴木敬治さんと共に移動の自由をとりもどす会」;2・27JR蒲田駅障害者差別事件 ほか)
著者等紹介
鈴木敬治[スズキケイジ]
1952年、東京都大田区生まれ。脳性マヒ。2004年に行政が不当に移動時間を削減してきたことを契機に、支援者とともに「鈴木敬治さんと共に移動の自由をとりもどす会」を結成する。「第一次鈴木訴訟」(2006年判決)、「第二次鈴木訴訟」(2010年判決)を闘い、2度とも実質的な勝利を勝ち取る。現在、介護事業所スズガモ共同代表。全国公的介護保障要求者組合・書記長。「だれもがともに!!共生共走五時間リレーマラソン」代表。また、「『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム」や「交通行動東京実行委員会」でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tu-ta
1
これが出る前に北村小夜さんに呼ばれて、昔のことを聞かれた。あんまり役にはたたなかったけど。ご近所さんでもある敬冶さんの素朴な語り口は好き。ストレートな気持ちが伝わるいい本だと思う。敬冶さんがいう弱い人の声が聞かれなければならないというのはその通りだと感じた。敬冶さんは行政や権力以外の人との喧嘩も必要と推奨するけど、喧嘩は強い人が勝っちゃうんじゃないかなぁ? ただ、喧嘩を避けて違いを隠すんじゃなくて、意見の違いは違いとして、明確にしながら、でも、喧嘩しない方法が必要案じゃないかと思うんだけど、どうだろう?2023/03/03