内容説明
どうしようもない孤独や、取り返しのつかない挫折を味わったとき、その心を癒やし救ってくれる言葉は前向きなものとは限らない。むしろ、夢も希望もなくした自分を肯定してくれるネガティブな言葉の方が胸に響くこともあるだろう。人生に苦しみ、絶望したあなたに贈る、後ろ向きな100の金言。
目次
第1章 生と死を見つめて(ビートたけし 樋口一葉 ほか)
第2章 叫びとささやき(野比のび太 スナフキン ほか)
第3章 果てしなき絶望(芥川龍之介 太宰治 ほか)
第4章 この世の真理(ウィリアム・シェイクスピア ゲーテ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てん
1
どの方向を向いても後ろ向き。でも生きている上で良いことなんてずっと続かない、でも世間は前向きを強要する。希望を持て、夢を持て、毎日ハッピーに、欲しいものはどんどん手に入れよう!って…少々疲れますよね。談志さんが「落語は人間の業を肯定」と言い、ろくでもなくて平凡で間抜けでドジな、わかっちゃいるけどやめられない人間を認めているのが落語でそれに共感して笑って、それが救いなんだと。この本にも似たようなところがある。たまには力抜きましょう、人間って前に進むために後ろ向きにしか観察できないんだから。2026/03/18




